夢という言葉を忘れたころに 〜大人智友×大人勇気妄想〜 智友が、勇気に自分の過去のあれこれや自分の悩みを隠し通してベルリバティを卒業したら。 勇気は智友の親友でありながらも、エースとしての責務に一生懸命で、恋愛面では誰ともなにもないまま健全に学生時代を送ったら。 そうして卒業後久々に再会したとき、勇気とのつながりを断とうとしている智友はもう自分の冷めた考え方を取り繕うこともせず、勇気は初めて智友が誰にもなにも期待していない、夢も希望も持っていないことを知ってしまったら。 そこから始まる智友と勇気の恋愛関係もいいかもと思ったのでした。 智友は、智友ルート後半には勇気に自分の心のうちを明かし、激しい感情も見せるけれど、幼馴染みとわかった段階程度では、さりげなく勇気の追及をかわしているんですよね。なんでもないことのように言ったり、話題を別のことに変えたり。きっと智友ルート以外の智友はずっとあんな感じなんですよね。勇気の前向きな考えに引きずられることがあって今までよりは積極的に学園生活を過ごしていても、結局はおまけ２みたいに、根本的にはなにも変わらないかもしれない。まだ１５〜１６歳の多感なときだったら、勇気の行動次第であんなふうに自分の感情を高ぶらせて勇気と言い合いもしてくれるけれど、それから数年経って自分の考えが凝り固まって、平気で流すすべも覚えてしまったら、もう言い合いすらもしなくなっちゃうんですよ。 これは、そんな大人智友を想像した、管理人の思い込みの激しい妄想だったりします。なので、そもそもの前提や展開に強引なところがあっても、これは自由気ままな妄想なので流しちゃってください〜。（例えば、前提にある、智友ルートじゃないけど、勇気が誰ともくっつかない場合はベルリバティが廃校になってしまうんじゃないかとか、智友の親友の勇気なら三年間もあればさすがに気づくだろうとか、そういう部分などです） あ、あと妄想なので地の文の書き方が甘い（＝軽い）です。（智友と勇気の現在の設定とかも、細かく書いてません。細かくしてしまうと、読まれる方のイメージとずれたときに違和感が生じるかなと思いまして） …ただでさえ違和感ある設定なのに…（汗） そんなわけで、以下の前提があります。 ・智友ルートじゃないので、智友の養子時代のあれこれを勇気は知らない。智友も普通に隠し通したまま卒業。（幼馴染みであることも気づいてない） ・共通ルートの、智友＝理事長は勇気も知っている ・学園の廃校問題は、勇気が生徒会やデュラックや榊先生と協力して、どうにか退けて学園は今まで通り存続している。学園ヘヴン２にもし、誰ともくっつかないけど、みんなで一致団結して問題を解決するノーマル大団円エンドがあったとしたら…のイメージで勇気が三年間、エースとして頑張って学園生活を過ごしてきた感じです。（→榊先生ルートの最初が大団円エンドみたいなかんじですね。ただあのルートでは智友、智友ルートじゃないけどそれなりに前向きになっているようですが、この話の智友はあの智友よりも学生時代ももっと後ろ向きに過ごしてます） ・卒業するまで、智友は勇気に ・あと智友にはベルリバティ卒業後に遊んでいた描写（複数の女性との経験あり）があります。 ・卒業後、二人の進路は別々（智友が意識して勇気と離れた） ・卒業後も時々は連絡は取り合っていた（ただ、勇気→智友のみ。智友からは一度も連絡を入れてない。電話では智友も普通に話すけれど、会うことは忙しさを理由に避けていた。そして頻度はだんだんと少なくなる） ・智友は卒業後も『ナオ兄のためだけに』、一応理事長は続けていたが、大学卒業とともに退任。そして勇気からも智友の連絡先がまったくわからず、連絡が取れなくなる。（けっこう長く続けてましたが、それだけ、ナオ兄が残してくれた仕事にでも触れてないと生きる意味が見いだせなかったから…） そんな中での、街中での偶然の再会。 勇気は連絡が取れない智友をずっと心配していたが、智友の方は勇気に二度と会うつもりはなかった――。 |
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