古書店街の橋姫　妄想まとめ　〜橋姫二周目感想　その２〜



ネタバレありなので注意してください。（VFB・Ｑ＆Ａ・副読本・ＣＤ含む）

赤文字は今の自分の突っ込みや注釈。




橋姫二周目プレイ感想ページ　１　　２（このページ）　３



素の川瀬の「え」はかわいい。
地下室。木の板を打ちつけていいと店主は言ったけど、いいのかな？　それくらい壊せるとか壊してあげられるってこと？　それとももういない？
晴彦さんと蛙男の話の原稿読み。共犯者であることを忘れられている川瀬の気持ちは・・・？

川瀬「俺と玉森くんは毎日会ってる」　水上への牽制に思える。深くは知らないまでも互いに玉森くんへの好意は知ってるし。
玉森くん、水上への「悪かったなこの野郎」の言い方がかわいい。
玉森くんの手を優しく机に置く水上。
水上と川瀬の会話が三角関係のそれにしか見えなくなってる。

玉森くんのためになるなら縛られてもくれる水上。
寝取られとは興奮するなと言った玉森くん。性癖が出てる！　ついつい橋姫でのNTRを考えちゃうよね。どのパターンも萌えるけど水上の静かな押しの強さに絡めとられてしまう玉森くんいいな。恋人の所に帰ろうとするのを帰さない水上。

陸軍なんとかかんとか・・・玉森くんと水上の記憶力！
「私は三日後の世界から来た」この言葉に驚いた二人は、表面上の意味合いよりも自分の過去の知識を思い出したのもあった？　少なくとも水上は川瀬より「！」が一つ多いし、とうとう玉森くんに橋姫の存在や力を知られたと思ったろうな。

「君も認めたらどう？　自分が死ぬって運命をさ」　水上が認めたくないのは自分が死ぬことより玉森くんのことかな。
水上にとっては八十万年すらそう遠くない未来。
水上、クソって二回繰り返さなくても（笑）　でもこれも本心を隠してると思うとせつない。
水上が去った後の川瀬が優しい。

川瀬「俺が助けてあげようか」　一周目のときも友情としての川瀬の優しさを感じてたとは思うんだけど、この場面でも川瀬ルートと同じ想いを秘めているかと思うと、川瀬の台詞や表情一つ一つに深みを感じる。しかしこんなに気が弱ってる玉森くんに触れるなよ、とは川瀬の性格も因果な。

玉森くん、心の中でお前も拒絶するんじゃないかとか思っちゃったぞ。そこは文句言いつつも川瀬が抱きしめてあげたら・・・水上ルートからそれちゃうか。
三條くんがカフェと言ったらメイコのカフェのことかな？
お前の花澤を横取りする気はない。これ、その通りに思ってたなあ。

お前の花澤なんて玉森くんに言われて川瀬も笑っちゃうわけだよね。
年上の花澤に対してもバカって言っちゃえる玉森くんがかわいい。幼馴染の気安さもあるだろうけどこの遠慮しない感じが花玉だなあ。
「そんなに私と花澤を一緒にしたくないのか」　まさにそう。一緒にしたくないんだよ（愛）

玉森くんたちの事を思いながら急いで珈琲を作ってる川瀬を想像すると。水上を意識し花澤にやきもきする川瀬が愛しい。それもこれも玉森くんが自分に優しい相手にめちゃくちゃ懐くからだな。素直に優しくできない（しない）川瀬としてはじれじれするんだろう。昔からそうとわかってはいても。

私はお邪魔虫か。この言葉を実際に口にしてたら、花澤は普通に否定し、川瀬はそうだよと言いそうだな。
川瀬を邪魔扱い。花澤と話してたのに川瀬が邪魔したと言えば、二重の意味でもそりゃあ川瀬が怒るわな。
花澤と池田老人の話。うう、深読みしてしまう。

「梅澤様」ちゃんと言えていた砂山さんに拍手。初回は間違った名前だと思ってたな。
嘘発見器をノリノリでつけている花澤。
時間跳躍をすぐに信じてくれた博士。初回は人がいいから、玉森くんに好意を持っているから信じてくれたのだと思ってました。
昔の博士と吾妻橋で出会った人。初回は？？？だったな。

水上ルートを進むはずがちょっと花玉に寄り道。缶詰をかっ込む花澤を見て、のちの食糧事情にこのときから対応できそうだったんだなと思ったり、ピンクの布団に寝る玉森くんが花澤の奥さんにしか見えなかったり。一回ぐらいピンクの布団でシてもよかったよね。（そもそも花玉が布団でシたこと…）

「俺の玉森くんがお世話になってる」「ねえ玉森くん。君は俺と氷川……どっちが好き」　花澤ルートで川瀬に萌え転がる。玉森くんに顔を近づけたり、池田邸で一緒にお酒飲んだり。
「お前は花澤に惚れている」「ひどい推理だね」（確かに真実がわかると川瀬にとっては「ひどい」な）
そのあとに語られる川瀬の本音。「奴の虜になっちゃうよね」

でもって池田邸に来て玉森くんを心配する水上。「本当に」の震えた言い方に想いがあふれてる。
料亭にて一同揃う。橋姫のことを黙っていたことを問われて「許してくれ。お前を失いたくなかった」と言う水上。わが身惜しさとか嘘をついても考えているのは玉森くんの事だけ。

「玉森、逃げろ」「頼む、玉森。行け」　水上はいつのときも玉森くんの事を強く想ってくれてるなあ。その想いの深さに、水上大好きだ〜！！と叫びたくなる。水上の九割は玉森くんへの愛で出来ていますって感じですね。水上の声にそれが表れてるからたまらない。

花玉萌えるなあ。ちょっとだけ寄り道のつもりがEDまで見ちゃった。玉森くんが花澤に対していろんな感情をぶつけるのがいい。ある意味川瀬や水上相手よりも激しい。罪という生々しくも紅い絨毯の上で、無性に烈しい憤りや、やるせなさや哀しさを絡ませた中で交わるのは花玉だけじゃないか？

なんせ交わるきっかけがきっかけだし、花澤の強引さと（最初、一見すると）愛のない感じが他のカプにはなくて独特な萌えがある。今回寄り道して気づきましたが、後日談やCDやQ＆Aなど挟んだら、プレイしてた時よりさらに花澤や花玉が愛しくなりました！　この二人の関係いい！！

ちょっと戻って、水上が玉森に逃げろと言ったとき。花澤は、あのとき玉森を人質にとって橋姫を移す方法を水上に問い詰めようとしていたんだろうか。多少血が出たところで橋姫推移に影響ないなら、花澤は玉森にも刃を向けそうな気がする。そして水上は玉森を人質にとられたら弱そう。

玉森の腕の一本でも落とすとか言ったら…そして実際そこで推移する方法を教えてしまったらさらなる惨劇になるし…。水上は玉森くんを守って死ぬことは厭わないだろうし。（しかしあのルートの二人はあのままなんだろうか…）　花玉の「地獄」すごい。どんなに辛いことや悩みがあっても当たり前の世界。

水上ルートに戻って、氷川邸の庭にて水たまり飛込み。あのとき目の前で玉森くんを失った花澤や博士が気になる。花澤は玉森くんを失ってから、失くしたものの大きさに気づくのか、気づかぬまま国のために尽くすのか。川瀬には玉森くんの事なんて話したろう。

氷川邸の庭の桜の木の話をする砂山さん…。
晴彦さんたちが見上げてた立派な木とはもしや…。
水上と銀座の靴屋の場面。一周目は普通に流してたけど、水玉が一番好きな今、にやけるなあ。水上が玉森くんに話すセリフ一つ一つが甘く感じるんだよね。実際水上の声が優しいし。

大泉家にて。水上に馬乗りし、逆に胸ぐらをつかまれて押し倒され。・・・水玉のいちゃいちゃ？　馬乗りなんてそんな、玉森くん、騎乗位の予行練習なんてまだ早いよ（照）
「重い！どけ！」と言われて謝ってそそくさと離れたということはやばい体勢に近いと水上も意識した？

水上の嘘を突き付けた玉森くん。玉森くんは本当は昼も東洋キネマに行ってるくせに講義があるなんて嘘つくなってことだろうけど、あの言い方だと帝大生云々の方がばれたと水上は思ったんじゃないかな？　→あとのやりとりをみるとそこまでではなかったか。

妄想はいい加減にしてくれ。もう付き合いきれそうにない。この台詞を傘で顔を隠して言ってるんだよなあ水上。水上の心中たるや…。のちのち二人が想いを交し合うとわかっているからこそ、このすれ違いがせつない。水上を助けたい玉森くんともう自分のことは捨て置いてほしい水上。

選択肢があるとついつい行きたくなってしまうなあ。最初の水上ルートのときは選択肢なんて一つもなくて一直線だったけど、再プレイだから誘惑が多い（笑）　思わず博士にふらついちゃったけど、修正して水玉に戻ろう。
晴彦さん、ルートの途中でいい感じにアドバイスしてくるなあ。

「晴彦さん」は、こんなに何回も玉森くんに小説を書いて作家になれって言ってたんだなあ。
ところで玉森くんの部屋の丸めた原稿用紙、毎回やばいティッシュに見えてしまう。
あーでもどのCPも玉森くんの部屋でスる機会ないか…いや、ひとつだけあった！　カオ玉ならこの部屋でできる！

そのときは「玉森くんの部屋」じゃないような気もするけど、でもカオルとならこの部屋の布団でも・・・。玉森くんのプライベートな空間に押し入ってそういう艶事をするっていうのが萌える。だからそういう意味では田舎の玉森くんの部屋でというのもイイね！

水上ルートロの肆。自殺をはかった後の玉森くんのやさぐれた気持ちもわかるけど水上も辛そうだ。水上の言った「お前は勉強頑張れよ」。お前「は」。今生の別れの挨拶のつもりなのか…。
「玉森くんのあの態度が相当応えたのだろう」　ですよねー。あれは辛かったよね水上。初めてじゃない？　玉森くんが水上にあんな態度をしたのは。あの態度のままだったら、水上の自殺の理由に拍車をかけるよね。でも思えば、玉森くんのあそこまでの態度は（演技としても）最初で最後じゃないか？　時間跳躍しちゃうから水玉の水上はこの玉森くんを知らないけど、貴重な玉森くんではあるよね。

水上が持ってる茶封筒を怪しんで手を伸ばした玉森くんを、「晴彦さん」が止めたぞ…。その茶封筒渡したのは――と晴彦さんに突っ込みたい。

水上「俺が愛する作家の、一番新しい原稿だ」　水上……ああっ…！　一周目は深く考えてなかったよ……俺が愛するって、俺が愛する作家って、水上がはっきりと。ああほら、玉森くんの問いに無言を通してるよ。そうじゃないって心の中だけで否定してたよこのとき（号泣） 水上の想いが深い。

「できたら帝大の静かな図書館で読みたかったな」　そこで一人きりで、物語の世界を楽しみたかったんだな。最後に読む小説だから。書いた人が「水上の愛する作家」だから。
でも思えばその最後の小説を、玉森くんの隣で読めたというのはとても幸せなことなんじゃあ…？

その小説が水上にとってすごく大事なもの。
ああ、きちゃったよ〜。このシーン。「俺を諦めてくれ」　諦めきれないよ水上！　ああ、このとき初めて水上は「さよなら」を言ったんだな。本当のお別れだから。
水上からすると、最後に玉森くんといられて、挨拶もできてよかったね…。

玉森くんが久作に嫉妬しているとき、晴彦さんずっと無言…。否定も肯定もしなかったな…。
池田邸に荷物を取りに行くと玉森くんが言ったとき、水上には来なくていいと言った川瀬。邪魔者なく、ふたりきりでいたかったのかな。

水上ルート伍　帝大にきた玉森くんを見ての川瀬の微笑み。玉森くんは馬鹿にされたと言ってたけど、川瀬、玉森くんを見て素で喜んだんじゃないのかな？（これＱ＆Ａにあったな）
博士の話。そういえば玉森くん、一度書いた話は忘れないと言ってたもんなあ。
黙って盗用…そんな奴らが大嫌いだという玉森くん（今の）

博士はいい人だなあ。
玉森くん、博士の住所捨てた。ひどい。玉森くんは元々から「博士を利用した例の悪い玉森くん」の素養はあるよね。あそこまで悪くはないけど。（そしてこの悪人と善人を行ったり来たりする玉森くんの匙加減が絶妙でかわいい）

講義室で待ってた川瀬。出て行って玉森くんとすれ違いにならないようにした？
あんな微笑みを向けたのに「何の用」なんてクールな態度しちゃって。
聞いてやらないこともない。おお、川瀬にしては優しい。玉森くんが帝大までわざわざ足を運んでくれたのがそんなに嬉しかったんだな（推測）

「じゃあ君が俺に監禁されてみれば」　やばいやばいやばい！！川瀬やばい！（超萌え！）　「どうする？」多分半分ぐらいは本気だったよね。玉森くんを監禁する自分を想像する川瀬…愛が重くて深くて…すごくおいしい…。監禁してあれこれ…目隠しとか緊縛とかいいよね…監禁にふさわしいプレイ …。

一周目は川瀬に対してこんなこと全然考えなかったなあ。監禁云々もただの言葉上の意地悪だと思ってた。それが本気だったとは（←決めつけ）　潔癖症で人に触れられないっていうのは、本心を隠すいい隠れ蓑だね。それにしても監禁…倒錯的でよいな…。

池田邸で監禁なんて、まるで……みたいで、それを川瀬がしちゃうことは皮肉的であるけど、地下室や首輪まで用意されてるしね。勿論玉森くんが唯々諾々と受けるわけないから実際にはありえないんだけど、だからこそもしもを想像しちゃうよね。たくさんある世界の一つにはそういう世界も……。

あと水上が玉森くんを監禁する世界があってもいいよね。橋姫の力を持った玉森くんを守るためと称して、暗くねっとりとした濃密な空気が漂う倉みたいなところで。そんなあぶない水上がいる世界も一つくらいあってもいい…（じゅるり）

そういえば水上の記憶力って、玉森くんを責めたら責めただけの、どんな反応が返ってきたか全部覚えているということかな？　玉森くんを優しく責めながらそれを言葉にしてもいいし、黙ったまま以前いい反応をしたところを一つ一つなぞっていくのもいいね …（妄想）

ゲームを離れて監禁について妄想広げすぎた（笑）
「人の体温が嫌い」　人≠玉森くん。
「君が九割頑張ってくれるなら」　ベッドの上で川瀬のために九割頑張っちゃう玉森くん…（超萌え）
「君たちに罪悪感という物はないのかね」　お金をせびられそうになって「晴彦さん」が文句を（笑）

「（働きたくない）気持ちもわからなくもないよ」　晴彦さん…でしょうね！（笑）
「オラたちは最初の時に還ることはできない」　一周目はオラたち＝晴彦さん、蛙男、玉森くんとして読んでいましたが、これ、別の意味を考えると深いな…。一回時間跳躍しちゃったら最初の世界には戻れない…。

川瀬達筆だなあ！
「水上くんへ」と書いたら、確かにばれるな。限定的だから。
「この方法がやはり確実だったか」…なんか引っかかった晴彦さんのセリフ。メモメモ。
「息子の教育で手一杯」　同じ年代になってくると40代女性への興味はなくなったのか。あとこの場合は普通の教育だけど、カオ玉の場合は性教育……。一つ一つの手ほどき、玉森くんのリード…年上玉森くん色気満載で萌えるわ〜。しかも和服。えろすぎ。本能に忠実なわんこかわいいよね。
結婚についてはノーコメントで消えた！　肝心なことちゃんと「……」で全然答えてないよね。さすがだ…。

店主、玉森くんには知り合いがたくさんいて羨ましいって…。
玉森くん、こんな風にだんだんと体調を崩していったんだな（一周目軽く流してた）
砂山さん、天然で適当なのにたまにばっちりと名前が合うから不思議だ。そりゃあ川瀬も驚く。
夜の川瀬は不機嫌だ。でも玉森くんと一緒なら平気だよ！

晴彦さんはやたら水上の肩を持つ…。
水上のよそいきの声新鮮。玉森くんへの甘さがない感じがする。玉森くんに向けて話すとき、いつも玉森くんへの気持ちがこもっていたんだなあ。
「こいつは私のこと、なんとも思ってないのに」…玉森さぁん。とてもさみしそうな玉森くんの声。

水上を抱きしめて、川瀬と花澤の額に口づけたら…ど、どうなる？　いろいろと妄想。
別の意味で冗談にならなさそうな人が…。
される方は嬉しいのか。お願いすればみんなやってくれそう。（ただしED後じゃないとやってくれなさそう人もいるけど）
すごく大切に想われているのに孤独とは…。

蛙男はいいやつだな。川瀬ルートではいてくれてよかった。
「お前の冗談は度を越えている」　川瀬に怒った水上。過去にそんなことがあったんだ〜と軽く読んだけど、よくよく考えたら水上が一応許していたあの一件のことかな…。あのことだとしたら確かに度を越えていたしな…。

池田邸地下での水上と川瀬の会話、やっべーな。間に挟まれた玉森くんかわいい、癒しだ。一周目でもこの緊迫したやりとりにドキドキしたけど、水上は玉森くんへの甘さがあったから好意がありそうだとは思ってたけど、そのとき川瀬の背景はまったくわからなかったからなあ。
川瀬の背景込みでこの二人の会話見ていると、わあ…。玉森くんに好意を持つ水上の一方的な怒りじゃないんだなあ…。水上は水上でもっと深くて重かったし、川瀬も相当なもの背負っているしなあ…。互いに背後にどろどろした情念の炎が見える感じだよ…。
互いに積もり積もっていたものが爆発した感じだなあ。水上の想いの長さとか川瀬の執着の強さとか、全貌は見えてなくても、相当な気持ちを玉森くんに向けていることはこのときお互い気づいていそう。一歩も引かない感じが、‘あ、こいつ玉森（くん）のこと本気で…’みたいな。

三角関係、一番ここがヤバいんじゃないの？　水上の言った玉森の原稿を読む資格はない、は、玉森くんの側にいる資格はないと言い換えることができそう。川瀬のふざけめいた言葉に「二度と玉森に近づくな」って水上即答したからね。普段温和な人を怒らせるとほんと怖い（超萌え！）

「あの男」は川瀬の地雷じゃないのか？
本当におかしいのはどっちか。その質問の真意はどっちを選ぶか、でしょ。間に挟まれて玉森くん大変！
玉森くんの答えは水玉の玉森くんならではだと思う。水上へのこだわりや裏切られた（と思った）悲しみが表れてる。 水上に対して拗ねてる感じ。かわいい。川玉の玉森くんなら川瀬にこだわって川瀬を非難しそう。非難しながら遠回しに甘えてる。もっとちゃんと自分を見てほしい、自分が必要としている気持ちを理解して受け止めてほしいって、玉森くんが言葉には出さずに訴えてる。

玉森が俺に聞きたいことはそんなことなのか？　水上にすれば絶対にぶれない当然の理だから‘そんなこと’。でも玉森くんにすれば‘そんなこと’は軽く見られてると思うよね。水上はちゃんと答えたのに、玉森くんはもう嘘としか思えなくなってる。水上の声に本気さが表れてるのに。

ああ〜すれ違いせつない〜。二周目だからこそ、特に水上の本心がばしばし伝わってきてせつないわ〜。その時々の水上のセリフの奥にあるものが見てる方はもうわかってるんだけど、玉森くんには言葉通りにしか伝わっていないから。玉森くんの哀しさもわかるだけにつらいっ。

「俺はあいつをからかってやっただけ」　いやいやいや、からかい以上のものがありましたよね川瀬さん？　からかいだけできれい事ばっかりだとか視界に入ってきてるのは君でしょとか、言いませんよね？　上京するときに玉森くんについてこられていやだった恨みとかこもってましたよね？

玉森くんに触れてすぐに洗うとか言ってるけど。いつもとかなり様子の違う玉森くんのことが気になりすぎて、一線引くためのマイ設定踏み越えて問いかけずにはいられなかったんだね川瀬。川瀬の声に心配が表れてる…こんなにへこんだ玉森くん目の前で見ちゃったらね…。

川瀬と水上と玉森くんのシーンに萌えすぎて、時間をおいてまたひたってしまいました。はあ〜。この大いなる萌えに一周目は気づかなかった…。やはり玉森くんへのそこまでの強い気持ちを全然知らなかったからなあ。

改めて見ると声優さんの演技がとても素晴らしい！！ことに気づきます。勿論今までにもすごくすごく感じていたことですが、このシーン一つとっても水上の声の震えとか、川瀬のその時々で変わる感情を隠してる声とか、ほんとすごい！

あとBGMもいいところで流れてくるので、見ていてこちらの気持ちがすごく盛り上がってくるんですよね。橋姫の良さは絵やシナリオや音楽や声優さんの演技だけにとどまらず、そういう細かい演出がとてもとても素敵だから、こんなにも名作になるんでしょうね。

水上、「なにを吹き込んだんだ」「玉森を巻き込むな」　玉森くんはけして純真無垢で人の悪いところや汚れをまったく知らない子じゃないんですが、こんな風に言われるとそう見えてきますね。勿論ある部分とてもきれいで、それが攻略キャラたちを惹きつけているところではあるんですが。

水上「当たり前すぎるよ」「お前の物語に決まってるだろ」これはもう水上の告白でもあるよね。深い想いがこもっている。そう、水上にすればこれは本当に当たり前のこと。それを玉森くんに信じてもらえなかったら、玉森くんの小説とは関係なしに絶望して死にたくなりもするよね。


長い長い想いの最後がこれだなんて、この水上はかわいそうすぎる……。川瀬も、ちょっとおかしくなった玉森くんを見て、その玉森くんがいなくなって‘水上’だけが残って、あのあとどうしたのか…。

「私たちは友達だよな」「…気持ち悪いな」　川瀬は友達とか、友情よりも求めているものがあるから？　元々べたな友達関係は誰とであっても嫌いそうだしな。
三角関係、川瀬は花澤にはやや弱い立場だけど、水上は花澤にも一歩も引かないだろうな…と考えてみたら、この後で刃交えてたな。

水上と川瀬の友情に絶望したところで、カオ玉の入り口があるのか。そりゃあ他の時間跳躍のときよりかはいろいろと未練も残さず、カオルに気持ちが向いて行くよね。（まあこのあと、あのわちゃわちゃしたシーンを通るんだけども）　

VFBの色分けだと水上が赤で川瀬が黄色でしたが、前に水上と川瀬の対立のことで「水上は水上でもっと深くて重かったし、川瀬も相当なもの背負っているしなあ…。互いに背後にどろどろした情念の炎が見える感じだよ…」 と書いたとき水上は橋姫のイメージで青い炎、川瀬は本人の華やかさとかトゲのある薔薇のイメージというかで赤い炎を背負っているようなイメージがありました。あとこのときの玉森くんはまだどちらかに想いが偏っていないので（ルート的には水上よりだけど、水上に対してもまだ友達の範囲）だから、なおさら、水上も川瀬も引かないんだろうなあと思ったり。玉森くんがはっきりとどちらか一方だけを想っているのなら、玉森くんの幸せを思って片方はもう引くしかないですしね。水上ルート伍の対立は、天秤が偏っていないからこそこんなに激しく、かつ萌えの宝庫であるのだなと。

そういえば橋姫のキャラクターはみんな「あやうい人」だなあと考えたり。玉森くんはドジっ子的な意味合いで「あやうい」。水上は放っておくと自死してしまうあやうさ。川瀬は退廃的というか過去も未来も影のあるあやうさ。花澤は国のため忠義のため理想のために暴走してしまいそうなあやうさ。博士は基本常識人だけど自分の世界に突っ走ったときは危険という意味のあやうさ。カオルは幼さというか、道徳心をちょっとおいてきたようなあやうさ。

水上ルート陸。玉森くんと水上の会話、前と同じようでもやりとりや様子がちょっと違っていたんだな。玉森くんのテンションが高い。
前の水上がしたことで玉森くんにあたられるこのときの水上がかわいそうだ。
当然とは…このとき水上はなんのことを考えたんだろう。恋愛感情？　帝大生のこと？

今まですまなかった…今まで。帝大のことで嘘をついていたことか、男に惚れられるなんて気持ち悪い思いをさせててごめんてことか…それとも他のことか…？
玉森くんのふくれっ面はきっとかわいい（VFBにもあったしね）
人間性の欠落した男。これ、元は水上の言葉だったよね？

川瀬のことを好きじゃないという治司くん。せつないね。
不正規連隊、井戸のことよく調べているなあ。
川瀬の過去を話すとき、すぐに喋れなかった玉森くん。川瀬のことを考えて一瞬躊躇したんだろうな。
川瀬の過去を思い出した玉森くん。共犯者だけどやはり手伝ってはいないんだな。

川瀬が手伝わせなかったのか…。
川瀬の告白。事実とはちょっと違うけれども、川瀬は自分がしたようなものと思っているんだろうな。
これまでずっと単なる誤解だと思ってたから、初めてこの場面を見たときは驚いたなあ。
川瀬は探偵小説嫌いなのに後々…皮肉だなあ。　

ところで川瀬ルートのエンド後、なにかと警察と距離が近いとまずいと思うんだよね。川瀬としては警察と縁のない生活を送りたいことだろうね。
この世界の水上も、玉森くんに嫌われたと思ったまま最期を迎えたんだな…。未練がなくなって清々したという気持ちだったんだろうか…。　

橋姫の音楽はやっぱりいいなあ。最近仕事中にも思い出して頭の中で歌っているこの頃。
大泉の奥さんには帝大についての事情をちゃんと話していた水上。両親にも嘘をついていたのにね。（学費とか両親からもらってたんだろうに、どうしてたんだ？　貯金？　それとも帝大に学費はかからないのか）

でもこの回で水上が…ってことは驚いたよね。そんな可能性まったく考えてなかった。性格的にもそんなことする人とは思わなかったし。玉森くんの気を引きたいがため…水上は水上で、川瀬のこと意識してたんだなあ。そもそも玉森くんが川瀬とともに帝都に行くって言わなければ、 水上は一緒に出てくることなかったしね。玉森くんの性格からして、自分だけだったら帝都に行って帝大を目指そうなんて思わなかっただろうし（多分）　そりゃあ水上が川瀬を意識するよね。
ここの幼馴染は花澤含めて互いに意識し合ってそう。相手のどの部分に玉森くんが懐いているかを見て互いに羨望していたかもしれない。それだけ玉森くんが無邪気で罪深い。川瀬は花澤には弱い分、水上には遠慮がなさそう。同い年だし、昔から自分ができないこと（玉森くんを甘やかすこと）をしていて、まさに目障りだったんだろうなあ。

川瀬は自分が花澤よりも水上よりも玉森くんに懐かれていないことをきっと自覚している…。でも自分の性格上どうにもできなくてやきもき。自分が優しくしたところで花澤や水上には勝てないとも思ってそう。

奥さんにはさみしい話だろうけど、治司くんはちゃんと「愛しあった二人の」子供でもあるんだなあ…。恋愛感情がどこでわいたのかはわからないけれど。最初は契約、でものちのちに？　裏切られた形だけど、逆の見方をすると愛した人との子供（治司くん）を置いて行く代わりにせめて彼だけは という気持ちだったのかもしれない。逆に、男の方が子供を手放す母親として悲嘆にくれる彼女を放っておけなくなったのかもしれない。（どこかで治司くんの兄弟がいる可能性もあるよね）

玉森くんは奥さんの話で「水上の気持ち」がどういうことかすぐに理解できたんだろうか。そしてそれなのに置いて行かれたことにショックを受けているようだけど、元より嫌悪感とかは全然なかったんだなあ。（あったらハッピーエンドにはならないが）　玉森くんナチュラルだなあ。

水上から奥さんへの手紙。「帝都に来ることを内心畏怖して」いながらも、玉森くんへの愛でそれでも帝都に来てそれを乗り越えたんだなあ。ほんと、水上の愛だね。
最初はまさにその本を読んだから自覚したと思っていました。
奥さんから見て水上は無自覚なように見えたんだな。それだけ水上が気持ちを隠すのが上手だったのか。
→このときの水上、大泉家で玉森くんを想って一人でシてたりもしたよね？　うまく隠してたんだなあ（笑）

奥さんが本を貸すのはどの回でも同じなんだろうか。もしそうなら奥さんは自分が本を貸したことで水上が自覚し、二人がくっついた…いわば自分がキューピッドになったと思うんじゃないかな？
奥さん、水上は同性云々の罪悪は覚えてないと思いますよ。多分そういう感覚は昔からないんじゃ…。玉森くんでありさえすれば。

「水上はそのようなことで死ぬ男じゃない」　玉森くんさすが、水上のその部分はよくわかってる。
「川瀬さんの真剣な顔好きだった」　治司くんは二年間も見ていて、川瀬が玉森くんに向ける熱のこもったまなざしには気がつかなかったんだろうか（川瀬が外では抑えていたかもしれないが）

でも川瀬の表情が違うと思うんだよなあ。玉森くん相手と他の人間とでは。まあカフェで話すような相手が玉森くん以外にはいなくて、比較のしようがなかったかもしれないけど。（そして表情はどうあれ言葉だけを聞くと、川瀬→玉森にはまったく見えないしな）

玉森くんと治司くんの会話。これは水上の他の回では存在しないものだけど、治司くんの気持ちは他でも同じだとしたら、治司くんは水上とくっついた玉森くんになにを思うだろう。ああでも奥さんの真実を知らない治司くんだからなあ。

玉森くんに会って勉強をやめた川瀬。「気が散るんだよ、君といると」。これ、以前は玉森くんがかしましいとかそういう意味にとってたけど、要するに好きな子がそばにいると気になって全然勉強に集中できないってことだよね。萌え！！　玉森くんがすぐそばにいるのに勉強なんてもったいないしね。

「玉森くん（中略）結構好きだよ」　おおおおおお。川瀬の告白！！（嘘）
「こんなくだらないことにも真剣になれる人が…」　えー？　本当は一生懸命に小説書いてる玉森くんかわいいなって思ってるんでしょう〜？　誤解した玉森くんのことも、そういう天然なとこも好きって思ってるんでしょ？　川瀬さんたら〜。

水上ルート漆　玉森くん具合が悪そう。川瀬ルートでの具合の悪さはすごく印象に残っているんだけど、水上ルートでもこんなにふらふらしてたんだなあ。
三條くんほんとがめついな（笑）
三條くんに泣かされそうな玉森くんかわいい。かわいいってたくさん言ってるけど玉森くんはかわいい。

熱を出した玉森くんに必死な水上。いいね。
朦朧とした玉森くんの意識に浮かぶ光の点。これ、最初のとこ、「君の名は」の瀧くんが洞窟の中で時間を遡っていく場面を思い出す。
熱で弱っている玉森くんの声、頼りなげで色気あっていいね。

「私は……お前がいないと、駄目なんだ」　玉森くんの辿り着いた答え。
水上に否定された言葉は、玉森くんのトラウマなんだなあ…。思い出して泣いてしまう玉森くん。見ているこちらも辛くなる。
「人の命は短いよ」　水上からすればほんとそうだろうな…。

初めて出てきた橋姫の情報。
熱で弱っている玉森くんの目の前で……水上ひどいよ〜。それにしてもほんと首を攻撃するよな…（遠い目）　○○○○坊主の単語が出てくるとほんといやん。
橋姫がついてないってわかってたろうに。
奥さん頼りになる。いい人だ。

大馬鹿野郎。その言葉に玉森くんの気持ちがこもっている。
今回の水上と会話したのは短かったな。
玉森くんがいなくなった後この奥さんは玉森と水上を行く末を願うのだろうな。どうなったか知るすべはないけど、水上の片思いで終わりそうにないことだけは理解して、よかったわねミナさん、と…。

水上ルート捌　過去と同じ会話を、時間跳躍を八回も繰り返した玉森くんとここの水上がしているのはなんか新鮮。水上は同じでも受け答えする玉森くんの気持ちが違う。玉森くんの深い気持ちが伝わってよりせつなくなる。水上もこの玉森くんの憂いを秘めた雰囲気に何かを感じた様子。

そうか、晴彦さんや蛙男がいなくなったからにぎやかさがなくなって、時間跳躍を繰り返すたびに、よりせつない雰囲気になってきてるのもあるんだな。そんな前のことじゃないのにいやになつかしい。


玉森くんと久作、どちらを選ぶかなんて、ほんと水上には愚問なんだよ玉森くん…。
水上の「封筒を返してくれ」の声が、「それだけは許さない」の声が、誰のことを想ってのものか……その真剣な声を誰の存在がそうさせているのか、玉森くんはまだ知らない。

ああここで胸に響くBGMが〜！！！
あ、音楽は一定時間経つと止まっちゃうんだな。BGMなくなっちゃったから、また栞からやり直ししてこよう。

「玉森は、俺の生き甲斐だ…」　そう言った水上の声が震えてる…。
封筒の中身に関する玉森くんの誤解をあえてとかない水上。それでも言葉に想いをのせて。告白。初めての。
泣いている玉森くんを目の前にして、告白して、玉森くんに「私だけを見てほしい」と言われて。それでも。

泣いてすがっている玉森くんを一人残してここで死を選ぶ水上は残酷だ……。
そしてこのルートは本当に純愛だな。二人の気持ちがすごく胸にくる。
「なんだよその死に方…」　ほんとだよ！
なぜここで水上は泣いていたのだろう…玉森くんとの別れだから？　原稿に対する心残り？

「じゃあ…万回死ね」　その都度諦めない。どこまでも追いかけてやるという玉森くんの強い思いが込められている言葉。
BGMは普通に声を聞きながら流したとき、ちょうどいいところで止まるようになっているんだなあ。演出すごい。

そういえばここでのやりとりは水上ルートだけのものなんだな。カオ玉につながる共通ルートとは違う。水上の告白も、玉森くんが泣きながら水上にぶつける思いも、ずっと追いかけるという玉森くんの決心も、もう二人の物語のためだけのもの。

かつて池田邸で久作か自分かの話をして水上を嘘つき呼ばわりした玉森くん。すげない言葉で水上を絶望させたあの時とはもう違う。水上を嘘つきとは思っていても、そこに込められた気持ちが、だったらもういいじゃなくて、それでも水上を必要としているし水上じゃなきゃだめなんだと。

鳥羽くんに対しても涙を浮かべる玉森くん。優しい人だ。
店主の言葉も二周目だとより味わい深いなあ。
シリアスな場面なのに玉森くんに肩車されている蛙男がほほえましい。
水上ルート玖。雨さえ降らなければという店主。雨でなければ水上の死はそのまま流れていったのか。

雨が降らなければのＩＦ世界。店主は死んだ水上に対して弔いを送り、おそらく花澤と川瀬を殺し、病気で斃れるまで玉森くんには姿を隠したまま生きていく。カオルには自分が死んだら玉森くんを頼れと言い残して。
玉森くんは水上の死も川瀬や花澤の死も静かに受け入れて生きていく。 カオルが現れても怖がって家族になれないんじゃ…？　そこからはじまるカオ玉はあるんだろうか…。一回も時間跳躍を経験してない玉森くん（＝精神的に成長していない玉森くん）だからなあ。ちゃんと文士になれるかどうかもやはりあやしいかも？博士ともそんなに親しくならないだろうしなあ。

でも大型わんこにすり寄られたら、一人ぼっちの玉森くんはやはりほだされてしまいそう。本来のカオ玉ルートより、玉森くんの精神が幼くて初々しいかも？（父親という意識が薄くて）
ああ、カオルのことは、店主が最期に玉森くんに触れてもらえば解決か？　とりあえず記憶は移り、カオルのことは理解できるようになるが…。子供のときに幼馴染三人を亡くしてなくても、カオ玉への道は開けた…？　カオルが玉森くんに劣情を抱くのはデフォっぽいし。

店主、時間跳躍を何回もした今の玉森くんだから信じられるんだろうな。
カオル…このときのカオルはもう二度と出てこないのかな…。

水上の顔を見つめながら、これまでの水上の想いと行動を再確認する玉森くん。会話が普通なだけに、視線に玉森くんの気持ちが強く表れてて水上も違和感を感じたんだろうな。

毎回のこの梅鉢堂の場面、一周目はそんなに気にかけずにさくさく読み進めていたなあ。同じやりとりでも細かいところは違うのにあまり気にかけてなかった。もったいない。水上は変わらないけど、玉森くんの声が落ち着いて深みを増しているよう。いろいろな経験をしてきたしな。

水上の人生最後の原稿。おおっ。この玉森くんは原稿の中身そのものは見ていなくても、真実にいきついてそれを認めたんだな。
焦る水上の反応を冷静に見つめている玉森くん。人が悪い…というか、ちょっと楽しそうだ。内心どうしてくれようとか思ってる？　まあ、あんなに必死に縋り付いたのに毎回突き放されて、あれだけ置き去りにされたら拗ねもするよね。

「屋根裏の二処女」をもらいたいと言った玉森くん。これは水上に想いのある今だからだろうな。これまでの時間跳躍なら、本の存在を知ってももらおうとは思わなかっただろうな（ただ、この次の跳躍では誰にも挨拶しなかった覚えがあるから、実際に会津に帰るときには持ってってない？）

本のことやネコのことで慌てる水上がかわいい。これまでのことを思えばこれぐらい慌てさせたっていい（笑）
あ、そうか。「本」は治司くんに渡してたっけ。忘れてた。
カフェに水上と来るのは新鮮。
「玉森、いいのか？」　水上が博士のことを気にかけた！と思ったら金魚のことだった。

金魚、毎回博士にあげれば死なずにすむのかも？
水上、博士の涙とかで博士の気持ちを察しなかったんだろうか？　まあ川瀬という存在もあるし、「今」でない時代のこともあるだろうし、玉森くんが人に好かれるのはいまさらと冷静に受け止めてるのかも？

二人で田舎に帰るって川瀬に挨拶しに行っちゃうんだ。いや一周目でそれは知っていたけども。ただ一周目のときは川瀬の気持ちがデフォだとは思ってなかったから何とも思わなかったけど、川瀬の気持ちを知っている今、二人で挨拶に行くことがどういう意味か…（わくわく）

川瀬、一見普通の会話だけど「俺は君と違って…」のところに川瀬のさみしさと諦めが混じっている気がする。水上の俺も帰る宣言は川瀬にとって二重の意味で驚きだったろうな。帝大中退の意味と玉森くんと一緒ということに。

川瀬の「はぁ！？」のあとの絶句に、帝大中退のことより、二人で田舎に帰る事実＝二人がくっついたことへの衝撃が込められている気がする。水上が帝大中退することなんか、実際には川瀬にはどうでもいいことだと思う。それより玉森くんとのことの方が。

「学業より大切なこと見つけたって感じ？　むかつくなぁ」。これも一周目のときそのままの意味でとってたけど、今聞いたらむかつくなぁに川瀬の思いっきりの本音が混じってる！！　これ、決定的に玉森くんとられたことがわかってむかついてるんじゃないの！？

「お似合いだよ君たち」は川瀬の敗北宣言でもあると思う。諦めのスタート。こうなることはとうに予想ついていたけど目の前に突きつけられた感じかな。二人で別れの挨拶なんて「これから田舎に帰って結婚します」挨拶も同様だよね。
仮想敵…仮想ではなく実際に恋敵だと認識してたと思うよ。

不正規連隊。神保町に残れば彼らともっと円満〜　→水上EDと花澤EDは神保町にいないし、川瀬EDは仲良くなるとまずいし、カオルEDはそもそもが知り合いじゃないし、円満な関係になれる可能性があるのは博士EDくらいか？　博士EDはどのキャラにも優しいからそれも十分ありうるかもな。

「おまえさえいてくれたらあとはどうでもいいんだ」　水上の真実。太古の昔からずっと変わらないこと。こういうの照れもなくあっさり言えるところが水上。素敵…。
それにしてもこの周回になってから、決意の固まってる玉森くんが清々しくて態度も落ち着き払っててかっこいい。

そういえば川瀬は水上が帝大生の振りしていた理由を聞かなかったけど、玉森くんの気を惹きたかったから、と聞いたらどう思っただろう。まあ「本当に馬っ鹿じゃないの!?」ぐらいは言っただろうけど。そんなことしなくたって玉森くんの気持ちは――それは俺が言う事じゃないなと思ったとか。

玉森くんは帝大生の振りをしていた水上のものになり、実際努力をして帝大に入った自分はふられる。玉森くんも見る目がない……いや、見る目があるから汚れた自分なんか選ばないのか。初めからわかっていたことだったけど――。
切り替えて明日からは花澤への罪滅ぼしのためだけに生きる川瀬……。

ああ、待っててね川瀬！　水上ルート終わったら川瀬ルートも二周目プレイするから！　川玉への愛を叫ぶから！
…そもそもこの回って最終的に水上…だから、玉森くんもいなくなっちゃうし、川瀬は余計に悲嘆にくれるのかな。
ういえば漆と捌の川瀬はどうなったんだろう…？

玖まできて、いい感じにみんなに挨拶して、これでようやく…と思ってたら。今まではゲームの構成的になんでこの回じゃ駄目だったのかと思ってたけど、玖を抜かしてハッピーエンドにいってたら、お別れの挨拶を各方面にしてないからもやもやが残ってたと思う。だからやはりこの回は必要。



続く