古書店街の橋姫　妄想まとめ　３ページ目



橋姫二周目プレイ感想ページ　１　２　３　


橋姫妄想まとめ　１　２　３　４　５　６　７　８　９　１０　１１　１２


玉森くんの恋人が記憶喪失になったら　１　水上

玉森くんが記憶喪失になったら…のQ＆Aを読んで、みんな「最中」に記憶を取り戻すの萌え。先日の川玉の妄想でも、玉森くんが時間跳躍の経緯を思い出したのが一回ヤったあとで、ベッドの中で実は時間跳躍する直前、水上じゃなくて川瀬のことばかり考えていた、と打ち明けたら即行で続きされるだけだよね。

じゃあ逆に玉森くんの恋人の方が記憶喪失になったらどうなるのかを考えていて、カオルなら「だれ？」と思っても、玉森くんに父親と名乗られて疑っても、くっついて匂いをかいだらたちまち好きな匂い、覚えのある匂いだってわかって、連鎖して感じた劣情のままに押し倒したら記憶が戻った、みたいな。
次に水上の場合を考えていて、水上が記憶喪失って前世分すべてなのか今生だけなのかで全然違うし、前世の記憶が残ってれば玉森くんを好きな相手だと認識できるから無問題のような気になってきた。ただED後に水上が記憶喪失になって、過程を忘れてるからまた自殺する気満々に戻ると大変。

水玉ED後玉森くんの家で水上が記憶喪失になり、帝都にいるまでの記憶しかなかったら「帝都にいるはずがなんで会津に」ってなるけど、会津でこれから上京するって時までの記憶しかなかったら、玉森くんちで目覚めても違和感ないから記憶喪失であるとわかるまでにタイムラグが生じそう。
玉森くんちで大きく転倒して記憶喪失になった水上。だけど記憶は上京前の会津までしかないから、玉森くんちで意識を取り戻しても疑問に思わない。家の様子に少し違和感を感じただけ。玉森くんにすごく心配されるけど大丈夫だと言う。
ふと窓の外に目をやり「雨が止んだな」と呟く水上。
記憶のない水上からすれば雨が止んだことに気づいてただそう言っただけ。玉森くんからすれば、今夜はずっと雨だと思っていたのに雨が止んで、しかもそれを水上が口にしたことで「今日は帰る」の意味にとる。
「じゃあこれを食べたら帰るか？」
「そうだな」
玉森くんの言葉にあっさり頷く水上。
いつもなら雨だと思ってたのに止んでしまったらすごく残念そうにしてるのに、水上があまりにも普通で、玉森くんを置いて帰るのが当然といった態度なので、口にはしないけどショックを受ける玉森くん。水上は玉森くんがご飯を作っていることに珍しいな、ばあさんは外出中？とか思う。
水上が家に帰ると今日は泊まらなかったのか？と言われる。両親の姿に少し違和感を感じつつも、泊まるならちゃんと玉森のばあさんに挨拶しないと。今日は出かけてるようだったから、と話すと両親に驚かれる。そこで祖母が亡くなってることを教えられ、記憶の食い違いや今日の日付に気づく。
両親とのやりとりで玉森くんちで転倒したことが原因で記憶がとんでいることに気づく。また鏡を見て、水上は自分の瞳にも気づく。慌ててまた玉森くんの家へ行く水上。
水上め…あっさり家に帰って…今頃また来て私の機嫌を取ろうったってそうはいかないぞ的な態度で玉森くんが迎えると、「玉森。俺たちは帝都には行かなかったのか!?」と言われ、そこで初めて水上が記憶を失っていたことを玉森くんが知る。水上の両親は今までのことはみんなタマちゃんに聞きなさいとのことで、恋人関係であることも一切伝えず。そして玉森くんも、自分から深い関係であることは全く話せず。
だから大泉家に居候して帝大を目指していたけど、お互い上手くいかなくて会津に戻ってきたぐらいのことしか玉森くんも話さず、あとはそのうち記憶が戻るだろうとごまかし。水上としては橋姫のことも聞きたかったが、玉森くんが全く気付いてない可能性も強いのでとりあえず納得する水上。
「いきなり慌ただしく来て悪かった、今日はもう帰るよ。明日また話を聞きに来る」と言って帰ろうとする水上に、ふと不安を煽られてしがみつく玉森くん。
「玉森？」
「…お前、一人になったらまた馬鹿なこと考えるんじゃないだろうな!?」
「馬鹿なことって…」
水上は笑い飛ばそうとしたが、水上を引きとめる玉森くんの手が必死で、しかも震えていて。
ここを出たあとまた死のうなんて考えているんじゃないだろうな!?って言われて。自分の記憶の中では玉森くんが知るはずのないこと。そして自分の記憶の中では、こんなにも強くしがみついてくるはずはない玉森くん。
もう二度とあんな思いはしたくない、今お前に死なれたら助ける方法はないんだ、とまで言われ、玉森くんの言動から水上は橋姫のことも知られていることを知る。
――自分に力強く抱きついている玉森くんを改めて見つめる水上。自分を見つめ返す潤んだ瞳を見て、水上の直感が告げる。
「……玉森。俺たちは、友達じゃないのか？」
「……お前は、ただの友達だと思うのか？　それとも……ただの友達の方がいいのか？」
「――」
記憶はない。彼とこうなった記憶はかけらも。でもすがりつく手やしなだれかかる身体、息も触れ合うほどの近い距離が知らせてくれる。
背中に手を回しても嫌がられることはなく。水上は夢じゃないかと思う。頭の片隅では罪の意識があり、ずっと思い続けているようにきっかけさえあれば今すぐにでも命を絶ちたいとは思う。でもずっと想い続けていた存在が今こうして腕の中にいて、自分に身体をあずけている。
夢ならば覚めるまでは――と、水上はゆっくりと玉森くんにくちづける。最初はおそるおそる、ぎこちなく。でも玉森くんが自然体で受け入れてくれる様子に、だんだんと……。そんな二人を見守るように、一度やんでいた雨がまた静かに降りはじめる。
そして‘初めて’玉森くんを抱く水上。玉森くんは経験豊富だから、日頃自分をリードする水上より優位に立てて嬉しいやら、いつも責めてくる自分の好きな所ははずされるからじれったいやら、自分で準備しなきゃいけなくて恥ずかしいやら。でも水上を引き留めたい気持ちはやはりいっぱいで。
その直前、水上は本当にいいのか一瞬ためらう。玉森くんは積極的にしてくれるけど自分には友達以上になった記憶はないし、言わば玉森くんの恋人とは別人。でも玉森くんに水上は水上だと言われて。さらに、「こ、ここまで私がしてやったのに恩をあだで返す気か！」なんてかわいく怒られて。
結ばれるそのとき、やはり夢みたいで、思わず「夢じゃないか…」と呟く水上。それを聞いて、「……これが夢なら私にとっては悪夢だな」と玉森くん。そのあと水上にぎゅっと抱きついて、「お前を失うかもしれない恐怖に、今はこんなにも耐えられない……。だから、私を置いて行くな…」
そのあとはお約束の、最中に記憶を取り戻すってやつです。玉森くんの不安そうだったり懸命な様子に（かつ玉森くんの最中のかわいさに）既視感を感じてだんだん記憶を取り戻したのでしょう。一回目はおそるおそる抱かれていたのに、２回目からはいきなり激しくなって玉森くん大変。
でも記憶が戻ってきて（水上に対して不安を感じなくてすむから）玉森くん安心。水上は、記憶を失ってた間のことを忘れて、自分がつけた覚えのない柔肌に残る跡に嫉妬するもよし、ちゃんと覚えていて、‘初めて’の自分相手に玉森くんがどんなにかわいかったか振り返って堪能するもよし。

（二年以上の時間差があるなら、記憶の中よりも二つ年を取ってる玉森くんの外見で違いに気づくかもだけど、それはちょっとおいといて…）

玉森くんの恋人が記憶喪失になったら　２　川瀬Ａ

玉森くんの恋人が記憶喪失になったら…川瀬で思い浮かんだのは二つのパターン。一つは、記憶喪失になってゲームの最初の川瀬の記憶で止まっている場合…Ａ。もう一つは記憶喪失で玉森くんを好きになる前の記憶で止まっていた場合（つまり大人川瀬の中身が10歳の子供に退行）…Ｂ。
ＡもＢもお約束の最中に記憶を取り戻す…を考えたんだけど、Ｂは年齢的に厳しいか（思い浮かんだ当初は年齢を計算間違いしてた…）　どちらも池田邸でドジして転びそうになった玉森くんを咄嗟に守って転倒。Ａは言ってないけど玉森くんが好き、Ｂは単なる幼馴染（むしろ嫌い?　少しは惹かれてる？）

Ａパターン。
夕飯時に転倒して頭をぶつけた川瀬。玉森くんの必死な呼び声に目を開け、朦朧とした意識で「玉…森…くん…？　眼鏡は…？」と呟く。心の中ではやっぱり眼鏡がない方がかわいいなあと思いつつ。そのあとではっとしてあたりを見回して池田邸であることを確認、また玉森くんに触られることに気づく。
すぐに汚い、触るなと手を振りほどく川瀬。それからなんで玉森くんが自分の家にいるのか、また押しかけてきたのか？と言うと、玉森くんが（驚きで）答えに躊躇している。身を起こして食卓に並んでる二人分の食事に気づく。第三者がいないからこれを作ったのは玉森くんらしい。
当たり前のような顔で並んでる二人分の食器。部屋の中にも違和感を感じ、川瀬はすぐにその部屋を出て屋敷中を確認する。別室に玉森くんの私物が普通に置いてあって、玉森くんがここに住んでいることを知る。また暦を確認し、自分の認識と違う月日だということに気づく。
早足で屋敷内を確認している川瀬を追いかけてきた玉森くんも川瀬の様子がいつもと違うことをはっきりと認識し、頭を打ってどうにかなったんじゃないか聞く。玉森くんにそのときの状況を話してもらい、自分の記憶がとんでいることを知る川瀬。それとともに確かめたい重要なこと。
一通り転倒したときの話を聞いたあと、川瀬、玉森くんを正面から見つめて改めて聞く。
「――玉森くん。今の俺と君の関係はなに？」
「…な、なにって、それは勿論、と、友達だ！　まあ親友って言いかえても――」
玉森くんの狼狽えたその様子に川瀬は確信する。玉森くんの言葉をさえぎって、
「友達？　じゃあ友達の君はどこで寝ているの？　使われてる形跡のあるベッドは一つしかなかったけど。俺の部屋のベッドだけしかね」
「わ、私の特技はどこでも寝られることだからな！　そのときそのときで気ままに…」
「ふうん…」
そう流して、おもむろに玉森くんの衣服の首元に手をかける川瀬。
「じゃあこれはなんだろうね、玉森くん。虫に刺された跡とでも言うつもりかな？」
肌蹴られた首元には前日川瀬につけられた赤い跡が。
「そ、そうだ。いろんなところで寝たから虫に…っ」
「ねえ玉森くん。俺、記憶をなくしたのに明日からまた帝大に通って勉強しなきゃいけないしさ、もっと詳しい話聞かせてよ」
そう言いながら玉森くんを連れて行くのは寝室で。
「か、川瀬っ」
「玉森くんの話、もっとじっくり聞きたいんだよね。俺の記憶のない間、俺と君がどんなふうに過ごしてきたか、とかさ」

記憶はお約束で戻りますが、それまでの間（その後も）体に色々聞かれる玉森くん。
ことを進めても玉森くんは焦るだけで拒絶はしないことで、川瀬は自分と玉森くんの関係をさらに確信。細かいことはおいといて、とりあえず目の前の幸せを先にむさぼる川瀬。襲ってみたらどうなるんだろうと考えたことはあるけど、まさかこんなにもいやらしくてかわいい姿を見られるとは…とじっくり堪能。
川瀬ならこの状況を大いに楽しみそう。
「俺は覚えてないから、玉森くんのいいところを教えて。具体的にどこをどうしてほしい、とかさ」みたいな。
「だったらするな！　――さっきは触るなってお前が言ったくせに…」
「傷つけちゃった？ ごめんね。でももう俺が玉森くんだけに触れられることは知ってるんでしょ？ ……俺の気持ちも」
「……そ、れは…っ」
「なのに友達で、親友？ もしかして俺は玉森くんに弄ばれていたのかな」
「だ、誰も弄んでなどいない！ 私はちゃんとっ」
「ちゃんと？」
「――！」
そんな川玉。

玉森くんの恋人が記憶喪失になったら　３　川瀬Ｂ

川瀬の記憶喪失妄想Ｂパターンでは川瀬、体は大人だけど中身は10歳までの記憶しかない。10歳だから玉森くんに惚れてない。むしろマイナスの気持ち？（「羨ましかった」「いつか汚してやろうと思ってた」←でもこれ潔癖症ならなおさら好意がないと思いつかないよね。当時も玉森くんで勃つってことの表れ）
記憶喪失妄想Bパターン、記憶は10歳でも体は大人だった！！　ということは例のお約束が成り立つね！　あと川瀬の潔癖症、玉森くんを好きになったから平気になったわけじゃなくて、本人もどうしてかと言っていたように、潔癖症になっても最初から玉森くんだけは特別に触れられていたんだね。

池田邸で転倒、川瀬記憶喪失に。玉森くんが必死で呼びかけると目を覚ますが、すごくすごく不思議そうに「玉森…くん…？」。
川瀬、身を起こして周りの状況を確認。知らない家。しかも目の前にいる人間も、よく見ると知っている玉森くんとは年齢が全然違う。でも玉森くんだと雰囲気でわかる。
自分の体が大きくなってることに気づき、鏡を見て驚く。自分の記憶では10歳なのに。どういうことか‘玉森くん’に聞く。玉森くんも言動でいつもの川瀬じゃないことに気づく。川瀬に今の状況を簡単に説明。今は帝大に通ってること、池田氏の養子になったから姓も変わったしこの屋敷に住んでるなど。
自分の父親のことを聞くと、事故で死んだとの答え。せいせいしたと笑う川瀬。記憶はいつか戻るかもしれないが、覚えてないなら父親を殺したことも池田老人のことも知らない方がいいと真実を黙っている玉森くん。
自分が池田の養子なら玉森くんはなんでここにいるのか？と川瀬は疑問を持つが、昔から我儘で図々しい玉森くんのことだから、金持ちの養子になった自分のところに押しかけて来たんだろうと決めつける。それを言われても否定はしない玉森くん。
（Ａパターンと同じで夕飯時だったため）　食卓には二人分の料理があり、玉森くんが作ったと知り味を疑うが見た目はまともそうなので食べてみることに。（他人が作ったものでも、玉森くんには不思議と嫌悪感を感じない川瀬）
一口食べてみるとおいしく、そのままどんどん食べる川瀬。まずくはないという言葉と、食べている様子にほっとする玉森くん。その玉森くんの表情にあれ？って思う。そのあと寝るときになって玉森くんにいつもはどこで寝ているのか聞くと、玉森くんが焦った様子で適当にあいてる部屋でと答えてくる。
その様子を見て、もしかしていつも一緒に寝てるのかと推測する。そして今の自分たちはそういう関係なのか？と。玉森くんは否定するが否定するその様子に確信を得る。――もともと玉森くんは友達、それも一度は殺意を抱いたとか、いつか汚したいと思っていた相手。恋愛感情はなかった。
そのはずなのに、でも今一緒にいる‘玉森くん’は自分の知ってる玉森くんと同じなのに、自分を気遣う様子や顔を赤くして焦る様子にかわいさを覚える。――元々子供の玉森くんとも共通する純粋さやかわいさ。今までは自覚していなかったけど、ずっと触りたいと思っていた相手。ならば。
いつも一緒に寝てるならここで寝ればいい。記憶は子供なのに体は大人なのをいかして、玉森くんをベッドに縫いつける。玉森くんは焦るが、いくら記憶がなくても川瀬には違いなく、そのまま――。
子供の記憶なのに性知識のある川瀬に玉森くんの胸は痛む。そんな表情を見ていたくなくて、川瀬はますます積極的になる。
――こういう性的なことは、いやなこと、気持ち悪いことだと思い続けてきたけど、本当はこんなにも気持ちよくてこんなにも嬉しいことだということを初めて知る‘川瀬’。そしてそれは誰とでも得られるものではなく、玉森くんとだからこそ。
そのあと、シている最中に川瀬の記憶が戻る。記憶が戻ってから、記憶がとんでた間の玉森くんの気遣いに惚れ直すといいよ。
そしていくら自分であったとはいえ、中身10歳の子供に、身体を許して感じちゃってた玉森くんに複雑な思いを感じて、そのまま玉森くんを意地悪に責めればいいと思う。


記憶喪失って、よく考えれば記憶退行だけじゃなくて、自分のことが全く思い出せないというパターンもあったな。でもなんとなく、記憶がなくても玉森くんのことは誰も邪険にしない気がする。記憶がなくても目の前で心配してくれるこの相手のことを離してはいけないと本能で感じそう。橋姫の攻キャラみんな。
池田邸や玉森くんの家だけじゃなくて、他のところで記憶喪失になっても楽しいかも。川瀬だったらカフェとか。メイコ、慌てて演技忘れて「文士さん呼んでくるね」じゃなくて「タマさん呼んでくるね」と走って行ったり。二人が恋人とは知らなくても、川瀬のことを伝えるのは玉森くんと思ってくれてそう。
水玉なら、もし玉森くんが村の中で事故にあったら、村の人がすぐに水上に連絡を入れてくれる。玉森くんに何かあったら、‘旦那’である水上を呼ばなきゃって村人がみんなわかってる。水上に何かあったときは家族がいるけど、水上母がタマちゃんに最初に教えてあげてって言ってるかもしれない。

お姫様な玉森くん　１

ところで「古書店街の橋姫」は「古書店街の玉姫」でもあると思う。（正確にはタマ姫とか玉森姫なんだけど、字面的に）　玉森くんがみんなに愛されててかわいがられてるあたりが「姫」だなあと。ちょっと偉そうなかわいい言い回しとか怠惰なところとか「姫」でいいよ。似合う。カルスピ好きなお姫様。

関連してファンタジー世界でそれぞれの職業を考えると、川瀬…宮廷医師、水上…王立図書館勤めか文学者、花澤…騎士、博士…科学者とか発明家、みたいな。カオルはなかなか思い浮かばなくて、猟師とか近衛兵とかかなあ。ファンタジー世界でも水上たちは幼馴染で玉森くんを愛してる。（姫でも性別は男）
それぞれが姫の執事というパターンも考えてみた。水上は時に姫を放置して本に夢中、川瀬は姫を全く敬わない意地悪な執事、花澤はお堅くて融通きかない執事、博士は腰が低くて姫にうんと気を遣う執事、そしてカオルは執事としては頼りないので、姫の方があれこれ世話焼いちゃう、みたいな。
（花澤は話もわかるし、お堅くて融通きかないだけじゃないんだけど、短くまとめるとそんな感じ。思いつめたら強引）
姫としてどの執事を落としたいですか…的な。あ、玉森くんはちゃんと王子様だけど、愛され加減でひそかに姫みたいだって言われてるのでもいいかな。
（王家と執事は組み合わせがおかしいかも……。でも妄想なので気にしない。姫に仕えて監督したり世話やく人ってことで）　ちょっかい出される姫はかわいい。仕えるべき立場の人間にこんなことしてっ…と制止しようとしても、ベッドの中では簡単にひっくり返される下剋上。

玉森くん＝姫（周りから愛されてる、大事にされてる、恋人に甘やかされてる）のことを考えていたら「世界で一番おひめさま」を思い出しました。玉森くんは別に髪型が変わったことに気づけとか心からかわいいって思われたいとかの思考はなさそうですが、でもなんかイメージが重なったんですよね。
水上は「無愛想で無口」ではないけど、歌詞の女の子が偉そうに甘えた感じが水玉の雰囲気に似てるかなって。玉森くんならぷんすかしたときにカルスピを請求しそうだし、水上相手にはじれじれしそうだし。とにかくあのかわいい女の子のわがままさが玉森くんにだぶったんですよね。
世界で一番おひめさま。（曲名で言うと「ワールドイズマイン」）　水上だけに限らず、それぞれのキャラの世界の中で一番中心にいて一番大事にされている（と思われる）玉森くんは、ある意味「世界で一番おひめさま」も同様ですね！

お姫様な玉森くん　２

……玉森くんが食器を落として割ったときに、玉森くんが片づけようとするのを制して自分がやると言いそうなキャラばかりというのが、玉森くん＝姫のイメージを作らせたんだな。個人的なイメージだけど、そういうとき、嫌味を言いつつも川瀬も玉森くんに怪我させたくなくて自分でやりそう。
玉森くんがすごく頼りないとかなよなよしているとかじゃなくて。みんな、ほんとに玉森くん好きすぎるから。玉森くんの手や足に傷をつけるくらいなら自分がって、みんな当たり前に思ってそう。玉森くんは些細なことならそれに甘んじるし、負担の大きいことなら自分も、とか、それぐらいできる！とか…。
ううむ。こんなイメージ持ってるの自分だけかなあ。玉森くんがかわいくてかわいくて、フィルターかかっているかもしれないけど。橋姫の玉森くん、人間的にすごくできた人というわけじゃないけど、だからこそいろいろと足りないところがほんとかわいく見えるのって玉森くんの大きな魅力だよね。

「玉森くんが食器を落として割ったときに、玉森くんを制して自分が片づけそうなキャラばかり。そういうとき、嫌味を言いつつも川瀬も玉森くんに怪我させたくなくて自分でやりそう…」
でも川瀬は、空のきれいな食器ならともかく、料理が入ってたベタベタな食器は玉森くんに片づけさせそう（笑）
そして博士は、食器を割った玉森くん以上に慌てふためいて、自分が片づけると言ったものの、その間に玉森くんが「落ち着いてください」とか言ってさっさと自分で片づけてそうだし、カオルの片づけは大雑把で結局細かい破片とかは玉森くんが片づけそう。各カプの違いがそんな所にも表れてていいね！
ちなみに水上と花澤の違いは、花澤が玉森くんが割った食器を「俺が片づける」と言ったら年上だし、花澤だから玉森くんはそのまま任せるけど、水上が「俺が片づけるよ」と言ったら、水上だとどこか危なっかしい気もするし、同い年に頼りきるのはなんか癪に障る気がして、一緒に片づけそう、とか。
ちなみにもう一人の同い年の川瀬の方は（きれいな食器だったら（笑））片づけで怪我してこれ以上余計な手間を増やす気なの？とかなんとか嫌味を言って玉森くんに手を出させない。（玉森くんの、自分も片づけようとする気持ちを嫌味でなくさせる）

当たり前なんだけど幼馴染ズそれぞれ違うし、幼馴染で同い年の水上と川瀬は本当にどこまでも対称的だし、ちょっとしたことでもカプによって違いがあるし、それだけキャラクター一人一人に個性があって、そんなところが橋姫の魅力だなあ〜と改めて思ったり。


普段わりと話している玉森くんが最中の時だけ声抑えようとするの、ほんとかわいくて無意識で相手を煽っているだけの行為でしかないし、水上なんて雪の日なのに玉森くんの声聞きたくて、口押さえてる手をはずさせて激しくして、あとで怒られるとかたまにありそう。（でもまたやる）

夫婦茶碗

水上が玉森くんと一緒に暮らす前から、会津の玉森くんの家には水上専用の食器が置いてありそう。あるとき、並べてしまわれている二つの茶碗を見て、玉森くんが一瞬ある言葉を思い浮かべ、すぐに、いやいやこれは大きさが同じだから夫婦茶碗なんかじゃないぞと赤い顔して心の中で否定したり。
でもってあるとき、そんなことまっっったく考えていなかった水上の前で、
「玉森？　茶碗なんか見てどうかしたのか？」
「べ、別に、これは大きさが同じだから夫婦茶碗みたいだなんて思ってないからなっ」
「…え？」
みたいな、恥ずかしいこと迂闊に漏らして、慌てふためくといいよ！


Ｑ＆Ａを読み返し中。元旦に水上の家でおせち食べたりお餅つきって、なんかもう玉森くん、本当にお嫁さん。水上の両親だって、もう自分の家族も同様だって思ってるし、水上の家で働いている人だって、きっと坊ちゃんのお嫁さんという感じで見てる。少しでもいちゃつけば微笑ましく見られる。

水玉の同棲について

水上と玉森くんの同棲し始めるきっかけを考えるとわくわくが止まらない…！　なんとなく、ある日相手に宣言してそこから同棲開始、とかじゃなくて、だんだんとなし崩し的に二人で過ごす時間が長くなっていたのかなあ、とか。水上に帰られると寂しくて、雨の日じゃない夜も一緒にいたくて。
仕事でなかなか一緒にいられなかったり、ずっと晴れ続きで一人寝のさみしさが続いた玉森くん。水上に同棲を請われ続けているのもあるけど、だんだんとスるのは雨の日だけにすれば、それ以外の夜に水上がそばにいてもいいんじゃないか？とか、別々のところに住んでいてもずっと水上の事ばかり考えているからもう一緒に住んでも同じなんじゃないか？とか、そんなふうに考えるようになったのかな？　玉森くんが寂しがってずっと一緒にいてほしいって思って同棲を承諾したのならかわいい。

晴れ続きのある晩。久々に二人でゆっくり過ごせたけどその日も雨じゃなく、そろそろ俺は帰るよって言った水上に、玉森くんがたまらなくなって。後ろからぎゅっと抱きついて「もう……帰るな。ここに……私のところにずっといろ」
玉森くんのその言葉はこの日についてだけのものではないと、回された腕に込められた力の強さと背中の密着度で悟る水上。
玉森くんの両手を優しくつかんで。
「――ああ。玉森の側にずっといる」
水上の声があまりにも優しくあまりにも嬉しそうで、玉森くん、ちょっと癪な気持ちになって。
「あ、明日には気が変わるかも知れんがな」
「後生だから取り消さないでくれ」
「必死だな」
「必死にもなるさ。やっと玉森が承諾してくれたんだから」
「や、約束は今まで通りだからな」
「……」
「水上」
「……わかったよ。これ以上ごねて本当に取り消されても困るしな」
そんな感じで始まる新婚生活（違） 水上が両親にこのことを報告するとき、めちゃ嬉しそうなんだろうなあ。本人は外に出さないように抑えているつもりでも、両親には喜びがバレバレ。そのころには水上の私物はだいぶもう玉森くんちに置かれているような気がする。

水上、父親に「布団は持っていくか？」と聞かれていらないと即答するとよいよ。一瞬無言になる父親に、玉森の家にも布団は充分あるからとか、フォローしたり。（布団を持たせられて、玉森くんちに水上が今まで使ってた布団があるのもよし。今まで一度もシたことない布団だからまた特別）
今まで使ってた布団が古くなってたしと水上の布団と取り替えてみたら、水上の匂いが感じられて、玉森くん布団に入るたびにドキドキ。そこでスるのはまた特別感あって、玉森くんが水上をより意識していつも以上にかわいい姿をたくさん…。
水上の布団を玉森くんちに持ち込まなかった場合、それを干して水前寺家の客用の布団や予備の布団にするのかなあ、とか。外に干されている布団を玉森くんが通りすがりに見て、かつその布団に関する会話をたまたま聞いてしまうとか。
水上の父曰く、水人に持って行かせようとしたらいらないって言われたから客用の布団にでもしようと思って――水上の父と村人の誰かの会話をたまたま聞いてしまい、心の中で水上〜！と思う玉森くん。そんな、まるで一緒に寝てると誤解されそうなことを言うなんて、と。（※誤解ではない）
家に帰ってきて水上に、布団はいらないなんて言ったら周りに一つの布団で寝てると思われる、ひいては関係がばれてしまうとプリプリ怒る玉森くん。水上の布団があれば雨じゃない夜には使えるからもってこい、と。でも、今までだって一組で足りてたしこれで充分だと言う水上。
雨じゃない夜に一つの布団で寝ても、「玉森の理性は強いから大丈夫だよ」と水上。
「そうとも、私の理性は鋼のようだからな。……じゃなくて。布団が二組あればお互い広い場所で眠れるだろ。その方が昼間の疲れが十分とれるというものだ」
「でも玉森の家には他にも布団があったのに今まで一度も使わなかっただろ。やっぱり不要だ」
「それは今までお前が泊まったのは雨の晩だけー―。……一緒の布団に寝て、隙あらばと思っているだろう」
「そんなこと思ってないよ」
「……（疑いのまなざし）」　そんな攻防。
結局布団一組で説得された玉森くんが、この‘仕打ち’に対する反撃をしようと、雨の日じゃないのに膝とかで水上を故意に煽ったり。だけど雨は降ってないからな！と言って煽ったまま放置する…まで考えてみた。（ちなみに雨の日ルールはどこまで？　触りっことかもなしなんだろうか…）

玉森くんのサスペンダー

水玉の玉森くん、サスペンダー！！　今までさらりと読んでて深く考えてなかった。大人なのに玉森くんがサスペンダーつけてるのかわいい！！　洋服で脱がされるときはサスペンダーを肩からずらすって工程が水玉だけにはあるのね！　着衣だったら肩に引っかかったままとか。萌え。
サスペンダーで手首を縛るのお約束とか思ったけど、水玉はそういうことしなさそうだなあ。ああでも、水上→玉森くんはしなさそうだけど、玉森くん→水上ならあるかも。
いろいろ触られると感じちゃうから水上が触るの禁止！　「今日は私が全部する！」とか言って玉森くんが水上の手首を縛る…。
水上なら困りつつも玉森くんの好きにさせてくれそう。玉森くんが頑張るところを眺めて喜びを感じたあと、紐がほどけて水上が自由に動けちゃって、玉森くんが慌てふためくまでがお約束。

話がずれたけど、とにかくサスペンダー玉森くんはかわいい。なにかあったときにサスペンダーが肩からずれてたりしてもかわいい。それに気づいて水上がなおしたりとか。自分だけの玉森という証に、サスペンダー指で引っかけて水上がそっとくちづけるのとかもいいね。前からでも後ろ側でも。


水上が玉森くんと一緒にいるとき、玉森くんのことを常にかわいいとか愛しいという目で見てるの最高。友人だったときは罪悪感もあったし別れも覚悟してたからセーブしてたものが、もう全部解放してぶつけても許されてるんだということで抑えないのいい！　普通に会話してても甘さがこぼれてる。
水上はもっと理性的な人間だと、きっと玉森くんは思っていたんじゃないかな。自分と同じで‘そういうこと’に興味の薄い人間だと。ところが恋人になってみると…。なんせ雨の日ルールが決められるまで毎晩、だったんですものね。友人と恋人のギャップが激しい水上、いい…！
普段は落ち着いた色で本を読んでいる水上のあの瞳に、玉森くんへの熱がこもるのいいよね〜。それぞれのカプに独自性があるけど、水玉だけのこの瞳の設定もすごいわ〜。水上に似合うし、それを見ている玉森くんの（内心でずっと抱えてそうな）微かな不安を思うと。玉森くん目が離せないよね。
二重の意味で目が離せない。その微かな不安のスパイスがますます水玉の愛情を盛り上げていくんだろうなあ。そういえば水玉って個人的に「恋人」と書くとちょっと違和感があったり。なんだろう、夫婦も（ネタでは使うけど）ちょっと早いし、情人？　「恋」というよりしっとりしたものを感じる。


今ふと思ったけど、カオルって結局玉森くんに扶養されてるままだよね？　息子だからと言えば人聞きはいいけど、年齢的にいい大人なんだし、ただのヒモってことじゃ…。もしくはすねかじりニート。…いややっぱすることしてるからヒモの方が合うな。
カオル、肉体労働かオカルト系なら働けそうな気もするけど、外に働きに行くとなったら玉森くんがずっとハラハラしちゃうし、いない間寂しくなっちゃうし、やっぱりカオルは玉森くんの側にいるのでいいのかも。ちょっと離れる用事くらいは愛情のスパイスになっていいかもだけど。


玉森くん、睡眠10時間とあるけど、ED後でも変わらないのかな？ さすがに働きに出てる玉森くんはもう少し短い？ 恋人と睡眠時間の差があるけど、一緒に暮らしてる派はそこ合わせてるのかな？ まあ川瀬にはある程度したら起こされるだろうな。そしてカオルは睡眠時間一緒だからきっと二人で寝てる。

→カオルと玉森くん、睡眠時間が一緒の10時間で、おそらく二人で仲良くたくさん寝てるのかなと想像したら、カオ玉もけっこう本能のままの生活してるんじゃないかと思えてきました。花玉が一番だけど、カオ玉もなかなか。なんせ制止する側が玉森くんなので、そりゃあ楽なことや気持ちいいこと優先するよね。
カオルとはいろいろな約束事がありながらも、「一週間の平均回数」花玉に次いでますしね。玉森くんが結局流されがちというか、カオルに待てがきかないというか…。おなかがすいたら食べて、眠くなったら寝て、したくなったら――。血はつながってないけど似た者親子かも？


橋姫の人物相関図、川瀬→玉森くん、VFBだと「全身不潔」と言ってるのに、副読本ではその本音がもれてるの川瀬らしくて愛しい。そして水玉は玉森くんの必死さがそこでも伝わってくる。
川瀬「全身」と言っているところがある意味正直なのか。完全な反対言葉。まさに玉森くんの全部が。


水玉のことを考えていて、ED間近でも水上はこんなことは無意味だとかやめようとか言ってたけど、玉森くんが説得して一度したら水上の方がハマっちゃって、雨の日ルール作って玉森くんが待てをかけるまでになるのって、つまり玉森くんは自分の体に自信を持っていいんだと思う！（独自解釈）
たとえば村にたまたま来た人が知人の娘の相手を探し中で、そこで精を出して働いてる年の合う青年（水上）を見て見合い写真を持ってきたとしても、どうせ私より女の方が…なんて不安がらずに、玉森くんには水上をハマらせた実績があるから大丈夫！（勿論玉森くんの魅力は身体だけじゃないよ！！）
玉森くんは拗ねたときに、「こんなことに意味はないんだろ」とか「やめよう」とか逆に水上にぶつけてみればいいんだ。そしたら水上は苦笑してそれらの言葉をきっと優しく訂正してくれる。そして傷つけて悪かったとか、二度と言わないとかも言ってくれるかもしれない。


水玉ルートの水上と川瀬がこの先会うことはなさそうだけど、もし会ったら水上の顔を見て、見てられないくらいやに下がってる顔、と思うかもしれない。それくらい水上は帝都にいたときと段違いで幸せそうな表情してそう。

逆の場合は同じ帝都だし実際に見かけることもあるのかな？　川玉ルートの水上は、ED後の川瀬を見かけて、村にいるときは大変だった川瀬がとても幸せそうだと寂しさとともに思ってくれそう。そういえば川瀬、探偵として事件解決したら新聞に載るんじゃん。そしたら見ることはありそう？
記事の中に、池田氏の助手の水森タマ氏曰く、とかなんとか玉森くんの名前まで書かれてたら、指で文字をそっとなぞってそう。ましてや片隅にでも玉森くんの写真が写ってたりなんかしたら、切り抜いてとっていそうだよね水上…。
未練だな…とか自嘲しながら。水上は忘れないで生きていきそうだなあ。

（このとき、川玉ＥＤでは水上と玉森くんが普通に会っていること忘れてました。
　そして々のメイト特典では、水玉ルートの水上が川瀬と会いましたね……。やに下がった顔ではなかったけど、でも川瀬は水上の表情に玉森くんとうまくいってる気配を感じたんだと思う。だから水上を……しようとしたんじゃないかな）

水玉の玉森くんの悪夢

水玉の玉森くんは、もし過去の出来事の悪夢を見るとしたら、どんな場面の悪夢を見るのかな？　水上を必死に掬おうとしたのに目の前で失ったことかな？　水上に突き離されたことかな？　水先にされてる水上を知ってしまったことかな？　勿論花澤や治司くんのこともあるし悪夢は尽きない…。
その中の一つに、真実を言っていた水上を信じられずに冷たく突き離し、そのまま死なせてしまった…というのはないかな？ 池田邸の地下室で、水上に久作と自分のどちらを選ぶかの質問をして、水上はちゃんと「お前の物語に決まってるだろ」と言ったのに、そのときの玉森くんは信じずに…。
そんなの当り前だって言って玉森くんを選んだ水上の言葉は、告白も同然だったよね。水上にとっては考えるまでもないこと。でも玉森くんは信じず、雨の日の三日間の初日にも関わらず水上は――。あれは元々の罪悪感からというより、玉森くんに信じてもらえなくて絶望したからだよね…後々になって玉森くんは水上の言葉が真実だったと知ったし、それで水上を掬ったけど、でもあのときの水上は自分が突き離したから失ったようなもの…いわば自分が殺したようなものだと、夢で見てひどい後悔に襲われるということはないかな？　あのとき水上を信じてあげられなかった後悔。
たとえば川瀬や博士なら、玉森くんがしてきたことの記憶をわかちあってるから玉森くんの痛みを察することもできるかもしれないけど、水上は記憶の推移はなかったようなんだよね。だからこそ過去を悔いて悲しんでいる玉森くんを見て、水上はわからないだけにもどかしいんじゃないかな。

（Ｑ＆Ａを読むと、あのときの水上の自殺の理由は玉森くんに絶望したからではないみたい…？）

店主のことを最初は怪しんだであろう川瀬＆水上

玉森くんが下宿先の大泉家を追い出されたとき、水上は勿論、川瀬もひそかに心配したろうな。水上は玉森くんに戻ってくる気があるなら奥さんに口添えする気満々だったろうし、川瀬は玉森くんが住み込みの働き口を見つけたと聞いたとき、そこの店主が玉森くんを狙ってないか心配したはず。
川瀬は、玉森くんにいい条件ばかり出した梅鉢堂の店主のことを、池田氏みたいな嗜好の人間じゃないか最初疑ったに違いないよ。
「玉森くんのことが心配だから何かあったら俺に話して」という言葉を嫌味で包んで「君、騙されてるんじゃないの？ 君が痛い目みたら笑ってあげるからぜひ俺に聞かせてよ」的なことを言って、玉森くんから話を聞きだしたかもしれない。川瀬の言い方にむっとしたあと、店主がどんなにいい人間か、今の生活がどんなに幸せかを得意げに話す玉森くん。川瀬はそれを聞いて、あ、これ心配するだけ馬鹿馬鹿しいやつだと悟ったに違いない。とりあえず玉森くんが狙われてないようで一安心。
水上も大泉家を出て行って見知らぬ店を住処とした玉森くんを心配してたけど、玉森くんの楽しそうな様子に、これなら大丈夫そうだなと安心したろうな。下宿して初めて玉森くんと同じ屋根の下で暮らして、理性との格闘でお経を唱えることも多かったけど、玉森くんが出て行って寂しかったろうな。
玉森くん、下宿先の大泉家でもくるくる変わる表情を見せて、水上を和ませていたに違いない。なにかやらかして大泉の奥さんにビビる姿すら水上から見ればかわいいだけだと思う。そして奥さんと治司くんと水上と玉森くんじゃ、玉森くん出て行ったあとはいやに静かだって、きっと誰もが思ったはず。

川瀬からすれば最初心配したと思うけど、梅鉢堂が安全な場所なら、玉森くんが水上と一つ屋根の下でなくなったのはちょっと喜ばしいことだったかな？　ただ梅鉢堂に住み始めてから銭湯に行くようになったと聞いて、そこは複雑な心境だったろうな（多分大泉家にはちゃんとしたお風呂があったのでは？）
川瀬も水上も、梅鉢堂に通うようになったのは、もともとは玉森くんの新居がどんなところなのか、一緒に住む相手が変な輩じゃないか、目で見て確認したかったからでは？（推測）
そういえば池田氏に誘われなかったら、川瀬は元々どこに住むはずだったんだろう？　大泉家？　新たに探すところだった？

→大泉家にはやはりお風呂ありましたね。なんとなく、家のお風呂があるのに銭湯なんて奥さんが許しそうもないので（ご近所から、風呂に問題があるみたいに思われるとか、下宿人をまるで風呂に入らせてないみたいに思われるとかで）多分玉森くんは梅鉢堂に住んでから銭湯デビューしたのでは？

時間を置いて考えてみると、橋姫の玉森くん、下宿中も銭湯に行っていたという記述をどこかで見たような？　記憶違いかな〜。


水玉の玉森くん、水上にはっきり愛情を口にしていないと自覚しているとのことだけど、言葉にしなくても水上を見る目や、しがみつく腕や水上に対しての恥じらいなどに愛情はたっぷりこもっていると思う。多分水上も、言葉で言ってほしいけど玉森くんの愛情を疑ったりはしないんじゃないかな。

水上の嫉妬

玉森くんが他人と話しているのを見て嫉妬したとき、意外と水上が執拗、というのいいな〜。いつも穏やかな水上だからこそ、嫉妬するところを見てみたい。気心を知りすぎて、いまさら川瀬や花澤には嫉妬しなさそうなんだよな。どんな場面なら水上の嫉妬が見られるんだろ？
水上の嫉妬。たとえば水上が駅まで迎えに行ったら、駅で玉森くんが見知らぬ男と同じ地図を見ながら道案内をしている様子を見たら、なんかもやっとするかな。また出版社に勤めはじめた玉森くんから知らない匂いを感じたり、知らない男の名前がたくさん出てきたら。
表面上は変わらないけど、内心で嫉妬。雨の夜になるまでそれを胸の中で積み上げてて、雨の夜には爆発。独占欲ゆえに激しくなる。言葉ではなにも説明しないから、最初から水上に激しくされて、玉森くん謎のまま翻弄されっぱなし。

水上の嫉妬はまた考えてみたいな〜。たまたま村に来た若い男が玉森くんに惚れちゃうのも楽しいよね。あとは玉森くんの好みドンピシャなご婦人が来て、水上が焦るとか。玉森くんの童貞に対するQ＆Aで、童貞は守るものと説得するくらいだから、水上は男女ともに玉森くんに近づけたくないんだろうな。




続く