水玉ＥＤと水前寺家
水玉ED後の水上家のことを考えるのは本当に楽しい〜。思えば、自分の家族に「嫁（＝玉森くん）」を紹介できるのは水上だけなんですよね。自分の家族に「旦那」を紹介できるのも、川玉と博玉だけですが。（この場合玉森くんがおばあちゃんに彼氏を紹介） ともかく嫁と舅と姑が絡む水玉ルート。
雨の降る夜を心待ちにしているであろう水上。そして多分水上母には、雨の日になると息子がなんだか嬉しそう？というのはそのうち気づかれそうな気がするんですよね。昔は雨の日は（橋姫の憑いた）玉森くんを心配してハラハラしてたのに、今は真逆で嬉しそうね、と過去を思い返しているかも。
雨の夜は玉森くんちに泊まりに行きますしね。夕飯の支度のときに、水上母は、今夜は雨が降りそうだから水人は夕飯いらないわね、とか考えるかもしれない（笑）（雨の日でも、玉森くんの仕事次第のところもあるけど。ちなみにそのとき水上は自宅で待ってるの？ 玉森くんちで待ってるの？）
携帯もない時代だし真っ暗な夜道で距離もあるから、水上は玉森くんちで待ってるのかな？ 帰ってきたらすぐわかるように。田舎の家だから合鍵も必要なく、玉森くんちに入れるのかも？ どちらにせよ待ちぼうけはせつないね。玉森くんが無事に帰ってきたことに安堵して自宅に帰る朝…とか…。
水上の家は酒造家だから休日なんてないのかな？ 水上は毎日朝から仕事？ でも玉森くんの出版社の休みと重なるように、明日は昼までゆっくり休んでていい、なんて親に言われるときもあるのかな？ そしてそれが決まって夜は雨になりそうっていう天気のときばかりで。
親にバレバレな上、気遣われるっていうね（笑） でもたまにそんなときもあったなら、翌朝までゆっくりいちゃいちゃできていいね。玉森くんに仕事はしなくていいのか？って聞かれて、水上、親に気遣われてるとは言わずに、ちょうど今日は昼までゆっくりできる日なんだとか言ってごまかし。
梅雨の時期なんて、朝になったら仕事のために自宅に「来て」、仕事が終わったら玉森くんちに「帰って」夜を過ごし、また朝には自宅に「仕事しに行く」水上だったりするわけでしょ〜？ だったらはたから見てて水上の両親だって、もうタマちゃんちの子になったら？って思うよね。
雨続きで、玉森くんと毎日一緒に過ごせて幸せそうだったり、時々あくびを噛み殺してる息子の様子を見てたりしたら、玉森くんがまだ同居に反対してるって水上から聞いてても、「タマちゃん。ぜひうちの子をもらってやって」とか玉森くんに言いたくなるかもしれない。（実行まではしない）
考えていくと、水玉の雨の日ルールは、そのうち村の聡い人には知られてしまうかもしれないなあ。いくら雨の日は声抑えてても、雨の夜の翌日は玉森くんの様子が気だるげだったり、腰をかばってたりしたら！ そして玉森家から出てくる水上の姿とか見られてたらもうね。
さすがに、村の世間話の中で、今日はタマちゃんがいつもよりゆっくり歩いててねえ…ああ、昨日は雨が降ってたからねえ、なんて定番の話題にされたら、いたたまれないだろうけど。まあみんなあたたかく見守ってくれてるから、噂にはしないし、そこは気づかないふりをしてくれるのかな？
水玉が同居することになったら、水上家は勿論、村中で、玉森くんをようやく口説き落とせておめでとう！なんて、水上のことをたたえてくれるかもしれない。そして玉森くんたちにはなにもこないけど、水上家にはひっそりお祝いの品が届いたりするかもしれない。
やがて玉森くんの職場が変わって夫婦出勤するようになったら、仕事後引き止めて、水上母が玉森くんに料理（水上家の味）を教えてくれるような場面もあるかもしれない。
……家族や村中に知れ渡ってる若夫婦ってかわいくていいなあ。
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水前寺家と幼少のときの話
水上家の話。（←これ、正確には水前寺家だった） 橋姫のことがあるから水上は異性と付き合うのを禁止されていたけど、それを言い渡した水上父も、自分が守れなかった負い目があるから、息子にそれを強制するのは難しいかなー、ここはやはり女装させるべきかなーと悩んだかもしれない。
でも玉森くんと出会ったあとの水上の様子を見て、「あ、これ異性との付き合いを禁止してもしなくても全く関係ないがないやつだ」とか「むしろ少しは異性にも目を向けろと言うべきか？」とか「おーい、世の中にはタマちゃん以外の子もいるぞー」とか思ったかもしれない。
最初は、玉森くんが拗ねそうだから本を持っていかないかもと思ったけど、玉森くんが不在のときは何もないと寂しいしね。あと、玉森くんが普通に隣にいたら、水上はもう読書しないんじゃないかな。二人で黙々と読書し合う静かな時間もいいけど、読書より玉森くんを見てる方が楽しそう。
→（後日追加） いや、それはそれとして、水上は玉森くんがいても読書はしてるっぽいぞ。
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玉森くんがたくさんほしい
水上は玉森くんと出会う前はどんなかんじだったんだろう。胸の中に大切ななにかがあって、それはぼんやりとしてよくわからないけどずっと探し続けているという感覚だったのか、胸の中にはっきりと愛しい気持ちがあって、いつか必ず出会うと確信を持っていたのか。
それにしても川瀬と水上のそれぞれの背景を思うと、玉森くんを得られるのは誰か一人だけというのは本当にせつないね。川瀬の愛と水上の愛を秤にかけたら、どっちも重くて秤が折れる、って感じですよ。
幼少のころから報われない人生の中でたった一つだけ得られた真実の愛と、気が遠くなるほど長い間結ばれることがなかった恋の、一度きりの最後の機会。……選べない。
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水玉ＥＤ後の水上の読書
水玉ED後、水上の読書量は減ったんだろうか。今までは帝大に行っているはずの時間を読書にあてられたけど、ED後は働いてるし玉森くんとも会っているしね。あと、玉森くんちに行くとき、水上は本を持ってくるのかな？ 玉森くんの帰宅を待つ間とか食事ができるのを待つ間ぐらいは読んでる？
友達時代は読書に夢中で玉森くんが無理矢理止めないと気づかないときもあったけど、恋人の今となってはやはり読書よりも玉森くんとの時間が優先でしょう！ 玉森くんが「そんなものより私に構え！」って本に嫉妬するのもかわいいけど、本よりも玉森くんを見ている方が楽しいしきっと幸せ。
→（後日追加） 上にも書いたけど、それはそれとして、水上は玉森くんがそばにいても読書はしてるっぽいぞ。
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スキンシップ
自分のイメージでは、水玉は恋人となっても川玉やカオ玉よりかはスキンシップ少なそうな感じがするんですけど、どうなんでしょうね。同じ部屋にいてもそんなにくっついてない、友人のときと変わらない適度な距離。…だから玉森くんがふと寂しくなって自分から水上の側に寄ってたらかわいい。
カオルが断然玉森くんにくっついてくる率高くて、川瀬がその次のイメージ。川瀬、普通に話をしながらも玉森くんを引き寄せたり、手とか指に触れそう。それに比べたら水上と花澤は普段はそんなにスキンシップしてない感じで、そして博士は玉森くん次第で、さらに日頃のスキンシップ少なそう。
日頃はスキンシップ多くない分、偶然手が触れただけでも玉森くんがドキッとしてたらかわいい。あと水上が不意に玉森くんの手をそっと握ったり、後ろから玉森くんの両肩をつかむ程度のことでも、玉森くんの心拍数があがるのもよい。勿論スイッチが入った水上は一気に距離を縮めてくる。
玉森くんからすれば、水上は今までずっと友人だったけど今日からは恋人、という感じなんだろうな。だから日頃は友人としての距離の方が安心できそう（時々寂しくなるけど基本的には） 水上からするとずっと想い人なのは変わりなくて、ただ自由に触れられる距離を許されたという感じなのかな。
川玉なら、玉森くんにすれば川瀬は今までは勿論これからも「友達！」と言う感じなんだろうな。言葉にすると（でも口にしないけどそれ以上とは認めつつある）だからやっぱり友達としての距離を維持しようとする。川瀬は想い人なのはずっと変わらなくて、ただ触れないという意地を投げ捨てたという感じ？
玉森くんに触れると想いに気づかれるし、歯止めがきかなくなりそうだし。だから「玉森くんに触れないこと」をやめた川瀬は、自分の欲求に忠実で、玉森くんが友達としての距離を寂しくなって自分から川瀬にくっつきたいと思う暇なく、川瀬から触れていくんだろうな。
→（後日追加） 雑誌のＳＳとか読むと、川玉の玉森くんはすでに「友達」ではないことを自覚してそうだな。
カオルは自分からくっついてくるので玉森くんからくっつくことは少なそう。
花澤は水上同様友達としての距離で過ごし、互いにくっつきたくなったときはそのまま盛り上がって最後までしちゃいそうだから、日頃の恋人同士のいちゃいちゃは少なそう？
博士は玉森くんに遠慮してるから、玉森くんからくっつく。
普段の生活の中では相手からあまり触れてこない分、玉森くんの方が寂しくなってくっつきたくなるんじゃないかと思われる水玉・博玉。どちらも、ここで玉森くんに触れないでいたら玉森くんの方から自分を求めてくれるとかいう計算がまったくないだけに、よけい罪深い。（嫁である玉森くんをじれじれさせて、罪深い旦那たち） でもそのもだもだする距離感がこちらからするとそのCPの醍醐味。日頃からスキンシップ多い組も友達距離感を維持してる組も、どちらもいいね！ どちらにせよ玉森くんがかわいい。
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水上と川瀬はどちらも玉森くんへの想いを自覚してずーーーーーーっと胸に秘めていた上に、水上は玉森母のことできっかけさえあれば自死する気満々だったし、川瀬は（水上を意識して）一生片思いでいるつもりだったしで、そういうのも全部玉森くんに何にも言わないでいたけど。でも玉森くんに想いを受け止めてもらって、さらに同じ想いを返してもらって……となったら、長年の片想いの殊勝な態度どこ行った!?っていうくらい、うかれて調子づいちゃってもいいように思う。水上は理性の箍はずれてやばくなったり、川瀬はさらに楽しそうに玉森くんをいじめることになっちゃうかもしれないけど、でも結局のところ恋人がちゃんと自分の側にいて幸せそうである方が玉森くんにとっても嬉しいしね。……玉森くんが体の疲労で幸せを満喫するのもいいものだよ、うん。
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雨の日ルール 雪の場合…
水玉の、雨の日ルール前提での雪の日の解釈違いが超〜っ萌えます。雪の日は雨の日ルールに入るか否かで、水上と玉森くんの解釈の相違！ これ、ED後初めて会津に雪が降った夜、解釈の違いでもめればいいと思います。（もめると言うか、玉森くんが一方的にぷんすかする）
雨から雪に変わるんじゃなくて、曇り→雪になった夜。玉森くんは雨の日と同じと思っているから、ドキドキしながら体を清めて心の準備もして。水上は雨の日ルールとは違うと思っているから普通に自分の家で家族と過ごして。そして――。（妄想が２パターン浮かんで超楽しい）玉森くんが夜遅くになってたまらず水上の家に行って、「なんで来ない!?」って怒るのもいいし、翌朝、雪で大変だったんじゃないか？ って普通に玉森くんちに来た水上に、「昨日はなんで来なかった!?」って怒るのもいいね。
先に翌朝パターン。
朝になって玉森くんの様子を見に来た水上に、「なんで昨日は来なかったんだ!?」って怒る玉森くん。水上は驚き、そして自分たちの雪の日の解釈違いを知る。
「ずっと待っててくれたんだな」
「別に待ってなどいない！」 赤くなった顔をそらしつつ言う玉森くん。
そんな玉森くんのかわいさに「昨日は惜しいことをしたな…」ってしみじみと言う水上。どんなに玉森くんが愛しくても、もっともっと触れたくても今は朝で。
「なに言って…」
「だから、今夜は降ったら必ず来る」
「…ふ、降るかどうかはわからんな。今夜は晴れかもしれない」
「降るよ。俺の昨日の分の涙雨だ」
「……涙雨なのは、待たされた私の方だ……」
「――」
拗ねた響きの声、ちらりと水上を見上げた瞳にはさみしさがにじんでいて。今このときが雨や雪の降る夜でないことに、水上はもどかしさを覚えた――。どんなに互いが求めあっていても今はまだ。
今夜会う約束をして、このときの愛しくてたまらない気持ちを夜にぶつけるのもよし。神様の意地悪でこの日の夜は雨も雪も降らず、互いに悶々としてさらに一晩過ごすのもいいね！ 待ちに待った雨（雪）が降った日には互いに止まらなくなることでしょうね。
二晩、一人で悶々と過ごした玉森くん。身体的にはたまらなくなっているけど、元々雪の夜に水上を待っていたんだから水上に責任をとらせるんだと、一人ではシないで次の機会を待ってて。そんなことを打ち明けられて「だから…お前が責任とれよ」なんて赤い顔で言われて水上は。
雪の日の解釈違い、玉森くんが当日水上家に行くパターン。
家で待っていたのに水上がくる気配はなく、雪の中水上の家に向かう玉森くん。水上の家に行くと、気づいた水上が「玉森、どうしたんだ？」って外に出てきて。そこで水上の服をつかんで、なんで来ない!?と怒る玉森くん。
ずっと待っていたのに来ないから、何かあったかと…。そう言った玉森くんの手が震えていることに水上が気づいて、慌てて自分の服を掴む玉森くんの手を上から握りしめる。寒さからくる震えだけじゃなくて。玉森くんは橋姫の力で水上に何かあったんじゃないかと心配した様子。
そこで水上は雪の日に対する互いの認識の違いに気づく。水上が雪の日の橋姫について話をすると、玉森くんは慌てふためいた自分の行動にはっとして顔を赤くして、前もって説明しておけばこんなことにならなくてすんだんだ、お前の説明不足だ！と怒る。
「そうだな、俺の言葉が足りなかった。――心配して来てくれたんだな」
「別に誰も、心配なんかしてない」
「俺が来るのを待っててくれたんだな」
「誰も待ってなんて……」
外で水上と玉森くんがくっついたままそんなやりとりをしていたら、玉森くんがいることを水上母に気づかれて。
外は寒いでしょ、上がっていく？なんて声かけられて、慌てて水上から離れようとしながら「か、帰る！」と言う玉森くん。
だけど水上は玉森くんの手を掴んで離さず、「俺も行くよ。今の玉森を一人でなんか帰せない。…帰したくない」と。玉森くんの冷たい指先に口づけて。
思いがけず、普段とギャップあるかわいさ満点の玉森くんと、恋人に甘い態度をとる自分の息子を見てしまった水上の両親に見送られつつ、二人で玉森家へ。
水上は玉森くんの冷たくなった体に風呂を勧めるが、玉森くんは首を振り、「風呂はいい。……おまえがあたためてくれ」と――。
どちらのパターンでも一緒に過ごした後、雪の日について再確認すればいいと思うよ！ 水上は最初来るつもりなかったんだから、じゃあ雪の日は「雨の日」に含まなくていいと半分拗ねて言う玉森くんに、水上はシンプルに、雨の日だけじゃ足りないとか、もっと一緒にいたいって言えばいいと思う。
冬は晴れの日が多いしね、せめて雪の日も解禁にならないと、水上も玉森くんも辛いよね。最初にシた雪の日、玉森くんは声を出すとよく聞こえてしまうって最中に気づいたのかな？
慌てて口を押える玉森くんに、水上としては声を聞きたいけど、でも懸命に耐える玉森くんに煽られたりもしそう。
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幼少期の話２
会津にいるとき、幼馴染組は着替えやお風呂や川遊び中の玉森くんの肌を見てドキドキしたことがあったんだろうか？ 水上は…いつの時代でもそういうの経験してるから、もう慣れてる？
花澤は無自覚だけど、玉森くんと他の二人では意識の度合いがちょっとだけ違うといいな。
川瀬は川遊びをするような子供時代はまだ玉森くんに恋をする前なんだよね。川瀬は川遊びに誘われても服を脱いでまでは参加しなかったかもしれないな。他三人の傷のない肌に比べて、自分の傷だらけの肌は見られたくなかった、とかで。（そもそも川瀬には他人と同じ水の中に入って遊ぶのは無理か）
玉森くんを好きになったとき川瀬はほぼ11歳だから、玉森くんに恋したと同時に性的に目覚めても不思議じゃないように思うんですよね。だから好きだと自覚したあとは玉森くんの着替え中の肌とか意識したんじゃないかな。（川瀬、その手の知識植え付けられちゃったから色々ませてただろうし余計に）
（そういえば、水上が玉森くんを性的に意識し始めたのはいつだろう？ 生まれたとき？ 再会したとき？ 玉森くんがだんだん成長してから？ それともそういうの超越してる？）
……前世から恋はしててもそういうのは子供時代はずっと忘れてて、11歳の精通の頃からかな…？
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水上と川瀬の想い方の違い
水玉のことを考えていて、水上が橋姫に憑かれているのってだいぶ‘ずるいなー’と思ったり。青い瞳なんて超萌えだし、水上に似合いすぎてるし！！ かっこいい！ ずるい！ 玉森くんがどんどん好きになる水上は青い瞳の水上なんだよ。きゃー。玉森くんのかわいいところをずっと見ているのもその瞳。
で、玉森くんの死に際しての事柄が一番ずるくて（※個人の感想です）そんなの川瀬だって青い瞳持ってたらやりたくなるわ！ 水上だけそんなことできてずるい！ …と思ったのですが、でも考えてみたら水上と川瀬の考え方は違うから、川瀬は水上ほどにはそんな方法はとらないかも？
水上は記憶持ってて玉森くんの魂とか存在ごと好きで、今の玉森くんだって23回掬ってて水上にすれば総合的な形で玉森くんを愛してる。一方川瀬は（川瀬の方が替わっているけど）川瀬が好きになったのはイの世界の玉森くん一人きりで。だから最期の時もその玉森くんだけを見送る。
川瀬だって力があれば悲しさに耐えられなくて水上と同じことをするかもしれないけど、玉森くんの最期のとき水上はわりとそんなに悲しまないのは、別の時間の玉森くんを玉森くんとして愛せるからで、川瀬は水上ほどには（ある意味割り切っては）考えられないんじゃないかな。
（この時間軸の）川瀬の恋人は一生イの世界の玉森くん一人だけ。水上はこれまでもこれからもその世界その世界の玉森くんを愛していく。――水上と川瀬を特に好きだから二人を比べることが多いんですが、いろんな方向から考えれば考えただけ本当に対称的な二人だなーと思います。
そういえば川瀬は「替わっている」とはいえ、玉森くんが出会ってきた川瀬の記憶を全部引き継いでいるんだった。自分のために玉森くんがどんなに一生懸命だったか知っているだけに、やっぱり川瀬にとってはイの世界の玉森くんが「恋人として唯一無二の玉森くん」なのかもしれないなー。
水上は前世の記憶はあっても、そのときそのときの「水上」の記憶はないからね。まあ玉森くんに信じてもらえなくて傷つき、その後一人で命を――とかの記憶なんか、残ってない方が水上にはいいのかもしれない。
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水上と両親
水上は23回玉森くんを掬っていることで、同じ回数分、自分の家族を捨てている。…ともとれるなーと思いました。跳躍すればしただけその世界に両親を残してきたことになる。玉森くん＞自分の両親。玉森くんも何回もおばあちゃんを一人残しているけど、成人した孫がいなくなるのと6歳の子供がいなくなるのとでは、愛情は同じでも悲しさの度合いが違うんじゃないかな？
幼い玉森くんの死と我が子の行方不明で、水上の両親は水上がどこにいったのか察するんだろうな。もう一生会えないけど元気で。そしてちゃんと玉森くんを救えているといいと、水上の親は消えた息子の無事と幸せを願うんじゃないかな？ 22の世界分の両親の願いを受け取った水上は自殺しちゃうけど（ああでも、この世界の水上も子供のとき玉森くんを救っているから、やはり何度も両親を置いてきてはいるんだな） 我が子を心配する水上の両親の願いが世界を渡ってちゃんと届いているから、今の幸せな二人があるんだろうな。（想像）
水上、最初の跳躍の時は両親を気にしたかもしれないけど、途中からはもう玉森くんを掬うことだけしか頭になかったろうな。
あと、玉森くんが死んで水上が行方不明になったあとの川瀬はどう思っただろう。まだ恋を知る前だから玉森くんを殺した後悔もさほどなく、素知らぬふりで淡々と過ごすのかな。そのまま光のない世界を進む川瀬…つらい。
そういえば水上は今生が時間跳躍初めてだったりするのかな？ 前世では今まで一度も橋姫の目を持ったことがなかったとしたら、最初の時間跳躍の時は両親をその世界に置いてきているなんて知らないし、気づかないよね。記憶持ちとはいえ子供なんだし。
水上は想像力が欠けているから余計に時間跳躍した後のことなんて考えられなかったに違いない。繰り返すうちに理解したかもしれないけど。（そういやあ、想像力や応用力がないのは「今の水上」だけ？ それとも今生以外の前世でもずっと？）
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昨日の「水上ずるい！」という文字だけだと、水上に対してマイナスの感情があるように見えるかな？ 水上だけそんなことができてずるい！→そこまでする水上に超萌え、かっこいい、大好き！！の表れなんですが。水上の性格ほんと大好き。それまでかなり悩んだけど二周目で水上最萌えが確定しました。
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訂正。川瀬が好きになったのはイの世界の玉森くんだけじゃなくて、それぞれの世界の玉森くんだった。（玉森くんを好きになったきっかけはそれぞれの川瀬の世界でも起こったから） でも恋人になったのはやはりイの世界の玉森くんただ一人。ますます好きになって、結ばれて愛を深めたのは一人きり。尊い……。
うーん、水上も愛を深めて結ばれたのは一人と言えるかも？ 水上、玉森くんが亡くなったあと過去に戻ったとしても過去の自分の方に記憶を移してもらうんだよね。自分が過去の水上を消すのではなく。それって、最期まで玉森くんと一緒に暮らしていた水上の姿はそこで消えちゃうってことでもあるよね。記憶は渡っても。
最初玉森くんみたいに時間を渡ってきた方が残ると勘違いしてたんだけど、よくよく読んでみたら水上は別の時間軸の自分を残してる。まあ、もし店主と玉森くんぐらい年齢差があったらすぐばれるから、‘入れ物’としてそっちをとるのは当然か。あと体が若い方が生きやすいしね。
自分が消されるわけじゃないから、そこの水上も納得するんだろうし。水上にすればいまさら多少の記憶が上乗せさせたって大したことじゃないし、ましてや玉森くんとのラブラブな記憶だし。その時代の若い水上も、自分が玉森くんを失うときには同じように過去（別の時間軸）に渡ろうと思ったことだろうな。
水上、記憶を受け取ったらなにか変わることがあるのかな。玉森くんを失ったことで、目の前の玉森くんをより大事にしようとするだろうし、玉森くんの死因になったことはすごく気をつけるだろうな。（健康に気をつけるとか、怪我が元で弱ってきたとかならそれに近づけさせないとか）
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水玉の未来を考えるとき、ずっと二人で幸せでいてほしいから水先絡みの不穏な未来は妄想から排除しているけど、もしそれで何かが起こってしまうという場合は、記憶を受け取った水上はそれにも気をつけるだろうな。（23回玉森くんを掬った直後はさすがに暫くは川瀬を警戒してたんじゃないかな）
水玉なんだけど、水先絡みで玉森くんと川瀬が再会することがあったら、川瀬にはもう一度玉森くんに会わせてあげたいような、そのまま会わないで忘れさせてあげた方がいいのか悩む…。川玉では幸せになっているんだけど、ここの川瀬も可哀想だよね…再会して想い再びという世界がどこかにないかな。
……そうなるとやはり３Ｐ展開とかででも川瀬の気持ちも拾ってあげたくなるよね。一度玉森くんのことを必死で忘れて、でも再会して、玉森くんの心の純粋さは変わってなくてまた強く惹かれて…。
一度玉森くんを失った後の川瀬の愛情は、隠すことがもうないからそりゃあ濃くて激しいことでしょうね。
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子供時代から不幸だったのもあってどうにか川瀬を幸せにしたくなる…。
水上を掬うために時間跳躍した玉森くんが行方不明となり、その世界に残された川瀬は（暫く玉森くんを探したあと）諦めて忘れようとする…。だけど数年後、川瀬の元に行方不明当時のままの玉森くんが現れる。（あり得ない展開だけど）
水上のために動いていたはずだけど、なぜか時空の歪みで数年後に、みたいな。（ほんとありえないファンタジーなんですが）
玉森くんが行方不明になったとき水上は自殺していて…だから、玉森くんはそれを知って水上のあとを追った（＝いわば水上が玉森くんを連れてった）と思っていた川瀬。玉森くんもすぐに状況を思い出せず、軽い記憶喪失みたいな感じで混乱。説明できない玉森くんを見て、川瀬は、忘れたと思っていたのに自分の心の奥の願望が見せた幻とか、とうとう自分の気がふれたとか、もしくは成仏できない玉森くんがさまよい出てきたとか思う。でももう側にいるならなんでもいい。
「か、川瀬…？」
「玉森くん…今の君は幻？ それともとうとう俺が狂っちゃったのかな。もしくは俺に恨み言を言いにきた幽霊？ だとしても、もうなんでもいい」
玉森くんの頬に優しく触れる川瀬。
そして川瀬に触れられることに驚く玉森くん。川瀬は潔癖症のはずなのに治ったのか？なんて聞くと、「今も昔も、君にだけは触れられるんだよ」と偽潔癖症の告白。
川瀬らしくない触れ方と言葉に、玉森くんは水上を掬うために時間跳躍しようとしたけど、その直前で川瀬のことを考えたことを思い出す。水上を掬いたい、子供の時に川瀬を助けられなかったような無力な自分は嫌だ、あのときみたいなことは。
…川瀬。そういえば水上もいなくなって自分もここを離れたら、残る川瀬はひとりきりでどうするのだろう――？ 時間跳躍のときにそう考えていたから水上のところには行けず、川瀬の前に現れたのかと考える玉森くん。そのあと寂しそうに笑って「……よく考えたら、おまえには花澤がいたのにな」
だけど誰かじゃなくて、玉森くんがいいんだと行動で表すように、無言のまま玉森くんをかき抱く川瀬――みたいな。（夜中なのでまとまりなし）
とにかくほんと、川瀬を幸せにしてあげたいですね。（玉森くんを一度忘れて生きる喜びを全く感じなくなったであろう川瀬に無理矢理でも玉森くんをあげたい）
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水上には成人した今も真っ当な両親が揃ってて、しかもちゃんと愛されてるっぽい？（みんないろいろある中で、水上が一番幸せな家庭環境と思われる） 川瀬はあの人生でもずっと頑張って生きているのに、恵まれた家庭環境の水上は…。そう考えると、ついつい川瀬を幸せにしてあげたくなる。
あと水上は、水玉のことはこれからもいろいろ考えるから、まずは川瀬の幸せを追求させてね！！という感じもある。川瀬ルートの、昼行燈の水上は玉森くんいなくても割とのほほんと生きてくれそうな気もするし。でも水上ルートの川瀬とか、玉森くんに行方不明になられた川瀬とかさ…（泣）
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水上の罪と玉森くんの家族
家族や必死になってくれる玉森くんを残して逝く水上はある意味贅沢者だとちょっと思ったけど、でも玉森母のことを両親にもずっと打ち明けられなかったのは、いい両親だからこそ余計辛かったのかな…。だからこそ自分の家族を残していくことに、玉森くんやその母への懺悔の意味があるのかなとか。
記憶持ちとはいえ当時６歳の子供。母を失った玉森くん同様、自分も母親を突き離そうとか、母親の愛情を無視しようとしたってそんなのはできなかっただろうしね。水上は母親の愛情を受けるたびに母のいない玉森くんのことを思い、どんどんと罪悪感といつか罪を償うという気持ちを募らせていったのかな。
「水人くん、後悔することはないのよ。あの子をよろしくね――」。自分じゃ災いを避けるための犠牲としては足りないだろうと、その未来を薄々感じ取っていて、玉森くんの母は幼い水上にそんなふうに声をかけたりしなかっただろうか？ 水上はそのとき、彼女の玉森くんへの深い愛情を見たと思うんだ。
生き残ると決めたなら、その人の愛情の分も抱えて、水上は玉森くんを大事にするのかな。あと、玉森くんのおばあちゃんは玉森くんと特殊な力でつながっているなら、娘とはどうだったんだろう？ 水上とそのことを話すことはなくても、おばあちゃんも水上の罪を知っていて許してあげていたらいい。
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